棒つきキャンディーや小さなお菓子を入れるのにぴったり!プレゼントにいかがでしょうか。
コラムの最後にダウンロードできる刺繍図案と型紙がありますので、ぜひ作ってみてくださいね。
【図案付き】ハロウィンの刺繍入り!リーフ型巾着袋の作り方
- 外布①:縦19cm×横11cm+刺繍枠をはめられる余白 (1枚) (見本はnunocoto fabric「ハロウィンオレンジ」)
- 外布②:縦19cm×横11cm (1枚)
- 内布:縦19cm×横11cm (2枚)
- 紐またはリボン:26cm程度 (2本)
- コスモ25番刺繍糸:600番(黒)
Step.1
生地の葉のイラストの周囲に型となる線を描き、お手持ちの刺繍枠をはめられる余白をとって布を裁断します。
(コラムの最後にダウンロードできる型紙もあります。)
Step.2
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞります。
Step.3
刺繍枠をはめて布をピンと張った状態で刺繍を始めます。
すべて2本取りで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.4
カボチャを縦向きのサテンステッチで刺します。
ステッチの長さが1cmを超える箇所はロング&ショートステッチで刺してください。
Step.5
糸が足りなくなったら、裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
新しい糸にする時も、裏の糸を2回すくって絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.6
カボチャをすべて刺します。
Step.7
コウモリをサテンステッチで刺します。
真ん中から刺し始め、それに沿って左右を刺します。
Step.8
コウモリの羽をサテンステッチで刺します。
Step.9
クモの巣をアウトラインステッチで刺します。
Step.10
刺繍が完成しました!
Step.11
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるだけで簡単に消えます。(クロバーの「水で消える チャコペーパー チャコピー 片面 クリアータイプ」を使用しています。製品によってはこすり洗いをしないと消えにくいものもあります。)
乾いたらアイロンをかけてください。
Step.12
Step. 1 で描いた型の線で布を裁断し、それを型紙代わりにしてもう1枚の外布と内布2枚を裁断します。
Step.13
外布と内布をそれぞれ中表にして重ね、上辺を縫い代1cmで縫います。
縫い終わったら、縫い代をアイロンで割っておきましょう。
Step.14
外布どうし、内布どうしが中表になるように重ね、周囲を縫い代1cmで縫います。
紐通し口1.5cmと、返し口5cmは縫わずに空けてください。
外布どうしを縫う時は、内布より1mm程度内側を縫うと、表に返した時に中で布がもたつかず、すっきり仕上がります。
Step.15
先の縫い代をカットし、カーブの部分の縫い代にハサミで切り込みを入れたら、縫い代をアイロンで割ります。
こうすることで、表に返した時に布がもたつきにくくなります。
Step.16
返し口から表に返します。
Step.17
返し口を端から1mmのところで縫い閉じます。(コの字閉じでもOKです。)
Step.18
内布を外布の中にしまいます。
先は目打ちで角をきれいに出しましょう。
Step.19
形を整えてアイロンをかけたら、上から1.5cmのところにぐるりとステッチをかけます。
Step.20
紐2本をそれぞれ左右から通して玉結びをしたら完成です!
作り方のポイント
小さな巾着袋なので、Step. 19 で紐通し口を縫う時は、下の布を一緒に縫ってしまわないように気をつけてくださいね。
このアイテムを作ったきっかけ
ハロウィンのお菓子を入れてプレゼントする巾着袋を作りたくて考えました。
見本と同じ布を使えば型紙も不要なので、簡単に作れます!
<参考書籍・サイト>
https://koshirau.com/recipe/1129この作品で使用した布
繊細な葉っぱが並んだテキスタイル。 細い線で描かれたデザインは、まるで本当の葉のように美しい。…
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※A4で印刷してご利用ください