スイミングスクールや体操教室の習い事など、子供が靴を脱ぐ施設の靴箱で心配な靴の取り違え。このクリップを靴に付けておけば、可愛い目印になりますよ!
ゴムを通してヘアゴムとして使うこともできます。
コラムの最後にダウンロードできる刺繍図案がありますので、ぜひご活用ください。
【図案付き】さくらんぼ刺繍で靴取り違え防止クリップの作り方
- くるみボタン製作キット
- 紐:20cm 1本
- 洗濯バサミ:1個
- 布:刺繍枠をはめられるサイズを1枚(例:8cm刺繍枠の場合はタテ15cm×ヨコ15cm)
- コスモ25番刺繍糸:271番(黄緑)、506番(ピンク)
Step.1
くるみボタン製作キットを用意します。100均のものでOK!(見本はダイソーの「くるみボタン 製作キット付 直径27mm」です。)
下記のようなセット内容です。
Step.2
キットに入っている型紙の真ん中にパーツAを置き、周りをペンでなぞります。
Step.3
なぞった線をハサミで切り取ります。
これがくるみボタンの大きさです。ご自身で図案を選ぶ場合は、この枠の中におさまるサイズのものを選んでください。
Step.4
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞってください。
Step.5
刺繍枠をはめて布をぴんと張った状態で刺繍を始めます。
すべて2本取りで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.6
実をサテンステッチで刺繍します。
真ん中から刺し始め、それと平行に左右を埋めてください。丸みのあるハートの形が出るように丁寧に刺してください。
Step.7
糸を変えます。
裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。(玉止めは不要です。)
Step.8
葉をサテンステッチで刺します。
まず真ん中に1本ステッチを入れ、上下を埋めます。
Step.9
柄(え)の部分をアウトラインステッチで刺したら刺繍の完成です。
Step.10
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるか、水道の水で流してください。
Step.11
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。布を軽く引っ張りながらアイロンをかけて、シワを取ってください。
Step.12
布をくるみボタン用のサイズに丸く裁断します。
型紙を当てて、真ん中の切り抜いた部分に刺繍を合わせて外周をチャコペンでなぞり、なぞった線をはさみで切ります。
Step.13
下から順に、打ち具台、表を下に向けた布、パーツAを置きます。
指で押さえながら一度ひっくり返して刺繍の位置のバランスを確認してから、パーツAを押し込みます。
Step.14
出ている布をひだ状に畳み、パーツBを上に置きます。
パーツBの突起が写真の向きになるように注意してください。
Step.15
打ち具を乗せて上から力を入れて押し込みます。これで、くるみボタンが出来ました。
Step.16
紐をくるみボタンの後ろの突起に通して、洗濯バサミの金具に結んだら完成です!
Step.17
ゴムを通せばヘアゴムとしても使えますので、ぜひ作ってみてくださいね!
作り方のポイント
Step 14で、布をひだ状に折り畳む時はなるべく細かくするときれいに仕上がります。難しい時は内側に両面テープを使用してもOKです。
お子様の好きなモチーフで、明るい色を使って作ると目立ちやすくておすすめです。
このアイテムを作ったきっかけ
子供が通っているスイミングスクールで、よく靴の取り違えがあるようなので、自分の靴の目印になるクリップを作りました。
図案のダウンロードはこちら>>
※A4で印刷してご利用ください