秋らしい色の刺繍糸を使って、季節感を楽しめるようにしました。
コラムの最後にダウンロードできる刺繡図案がありますので、ぜひ刺してみてくださね。
【図案付き】キノコと木の実の刺繍の作り方
- 布:1枚 (見本はコスモのコットンクロス「ペールグレー」)
- コスモ25番刺繍糸:575A番(黄)
- DMC25番刺繍糸:523番(緑)、3722番(赤紫)、3782番(ベージュ)
Step.1
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞってください。
Step.2
刺繍枠をはめて布をぴんと張った状態で刺繍を始めます。
すべて2本取りで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.3
キノコの水玉模様をサテンステッチで刺します。
カーブを描いている端から刺すのは難しいので、真ん中から刺し始め、上下を交互に埋めるように刺すときれいな円になります。
続けて他の模様も同様に刺してください。
Step.4
糸を変えます。裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
新しい糸にする時も、裏の糸を2回すくって糸を絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.5
キノコの傘をサテンステッチで刺します。
少し内側から刺し始め、平行を保って刺してください。
ステッチの長さが1cmを超えるところは、ロング&ショートステッチにしてください。
Step.6
キノコの傘の部分が刺せたら、軸をサテンステッチで刺します。
Step.7
木の実をサテンステッチで刺します。
上の実から刺してください。
Step.8
続けて、右下、左下の順番で、木の実をサテンステッチで刺します。
Step.9
葉をサテンステッチで刺します。
頂点から刺し始め、片側を平行に刺します。
Step.10
葉のもう片側をサテンステッチで刺します。
もう1枚の葉もサテンステッチで刺したら、刺繍の完成です!
Step.11
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるか、水道の水で洗い流してください。
Step.12
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると、刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。
布を軽く引っ張りながらアイロンをかけて、しわが取れたら完成です!
作り方のポイント
円の刺繍は意外と難しいですが、キノコの模様も木の実も自然の形なので、多少歪んでしまってもOKです!
ぜひお好きな色で刺してみてくださいね。
このアイテムを作ったきっかけ
秋らしい刺繍をしたくて考えました。
図案のダウンロードはこちら
※A4で印刷してご利用ください