かわいい小さなコックさんになりきれば、お料理のお手伝いも楽しくなりますね。
レストランごっこ遊びにもオススメです。
ご希望のサイズで作れるので、お子さんのサイズに合わせてぜひ作ってみてくださいね!
お好みサイズで作れる!小さなコックさんになれる帽子の作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
- 表布:縦40cm×横110cm
- 厚手接着芯:縦40cm×横110cm
Step.1
まずはトップとなる円形の型紙を作りましょう。
直径40cmの円形の型紙を12等分に折り、折り線に合わせて印を付けておきます。
Step.2
帽子につけるタックの幅を決めます。
まず、希望の頭囲÷12=Aとします。
今回は頭囲56cmで作るので、
56cm÷12=4.6cm(A)となります。
12等分した印からAを測り、残りはタックになるので、分かりやすいようにナナメ線を引いておきましょう。
12箇所全てに印を付けたら、型紙は完成です。
Step.3
型紙に合わせて、表地と接着芯をカットして貼り合わせます。
接着芯は厚手タイプがおすすめですよ。
Step.4
生地にもう一度型紙を合わせて、チャコペンで生地にタックの印を付けていきます。
Step.5
タックを寄せていきます。
タックの線と線を突き合わせて、まち針で固定します。
Step.6
12箇所を固定出来たら、縫う前に念の為メジャーで頭囲を測り、希望のサイズになっているか確認することをおすすめします。
希望のサイズよりズレている場合は、タックの幅を少し調整してサイズを合わせてください。
Step.7
サイズが合ったら、タックを縫い代0.5cmで縫います。
これでコック帽のトップは完成です。
Step.8
次にサイドを作っていきます。
生地と接着芯を、縦18cm×横[希望の頭囲+2cm]にカットして貼り合わせます。
Step.9
アイロンで横半分に折り目を付けます。
折り目を広げて、上下1cmを折りアイロンで折り目をつけます。
Step.10
折り目を全て広げて、輪になるように横端同士を合わせ、縫い代1cmで縫います。
縫ったらアイロンで縫い代を割っておきます。
Step.11
トップを裏返して、サイドの中に入れ込みます。
トップとサイドをまち針で固定し、縫い代1cmで縫います。
Step.12
トップを表に返し、サイドをstep.9で折った折り目通りに折り曲げます。
Step.13
step.11で縫った縫い目が隠れるようにまち針で固定して、折り目のキワにステッチをかけます。
Step.14
小さなコック帽の完成です!
赤いネクタイを付けるとさらにコックさんっぽくなりますよ!
作り方のポイント
今回は56cmの帽子を作りましたが、もっと頭囲が小さなお子さまに作る場合にはトップの直径や、サイドの縦幅を小さくするとバランスが良いかも知れません。
小さくしても作り方は同じなので、お子さまのサイズに合わせて作ってみてくださいね。
このアイテムを作ったきっかけ
我が家の子供たちはお手伝いが大好き。
エプロンを付けるだけでテンションが上がってしまうほど。
それならコックさんになれちゃう帽子を作ってあげよう!と思い、作ってみました。
この作品で使用した布
八ヶ岳の明るい森で空を見上げたときの、ちらちらする木の葉と木漏れ日の美しいコントラスト。 ナチュラルで愛らしいテキスタイ…