便利な工夫がたくさん！持ち手付きショルダーバッグの作り方

2023年4月10日
お裁縫（ソーイング）
難易度★★☆, バッグ（かばん）, 商用利用可能, nunocoto fabric, 型紙不要
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難易度：★★☆（ふつう）

今回は持ち手付きのショルダーバッグの作り方のご紹介です。
手提げバッグとしても、ショルダーバッグとしても使える便利なバッグです。

スマホポケットや、水筒やペットボトルを立てて入れられるホルダー、バッグの中で迷子になりがちな鍵などをかけられるDカンなど便利な工夫をたくさん詰め込んでみました。

肩紐は金具を使わず結んで長さ調整ができます。
短めに結べばワンショルダーバッグにも。

ちょっとした外出にピッタリですよ。
ぜひ作ってみてくださいね。

便利な工夫がたくさん！持ち手付きショルダーバッグの作り方

裁ち方図（型紙・囲み製図）

キャンバス生地：縦100cm×横70cm
Dカン(2cm幅)：1個
バイアステープ(幅)：cm×2本
ミシン針　#16
ミシン糸　#30

Step．1

※今回は表布をキャンバス地で作っているため、ミシン針は#16で、ミシン糸は#30で作っています。

まずはバッグに取り付ける小物から作りましょう。

スマホポケットは、Aパーツ・Bパーツ共に下辺にジグザグミシンをかけ、Bパーツのみ上辺を1cmと1cmの三つ折りにしてミシンをかけます。

Step．2

2枚とも裏面を表に向けて、Aパーツの上にBパーツを重ね、下辺を合わせて縫い代1cmで縫います。
縫ったら縫い代を割り、表に返します。

Step．3

両端にバイアステープを付けます。
バイアステープを広げ、スマホポケットの端に合わせ、先端を1cm程裏側に折ります。
バイアステープの折り目に合わせてミシンで縫ってから、表に返してバイアステープの折り目のキワをミシンで縫います。

スマホポケットが出来ました。

Step．4

次にDカンを通すタブと、肩紐を結ぶためのループを作ります。
(Dカンは家や車のカギなどを引っ掛けて使えるパーツになります。)

2枚とも片端のみにジグザグミシンをかけ、以下の通りにミシンをかけます。

・Dカンを通すタブ→ジグザグミシンが上になるように両端を1.5cmずつ折って、中心にミシン。

・肩紐を結ぶループ→上下を1cmずつ折ってから、ジグザグミシンが上になるように両端を2.5cmずつ折って、両端と中心にミシン。

Step．5

肩紐を作ります。
Aパーツ同士、Bパーツ同士で中表にして、片端のみ縫い代1cmで縫います。
縫ったら縫い代を割ります。

Step．6

AパーツとBパーツの先端を中表で合わせて縫い代1cmで縫って繋げます。
縫い代を割り、両端を1cmずつ折ります。

※繋げると約130cm程の長いパーツになります。130cmの布が用意できる場合は、繋ぎ目無しでそのまま作ってOKです！

Step．7

肩紐の端処理をします。
今回は、バッグに縫い付ける側と、縛る側で処理の方法を変えています。

まず縛る側の端処理です。
中表で半分に折り、斜めにミシンをかけます。
縫い代は1cm程残してカットして、表に返します。
はみ出た縫い代はカットします。

Step．8

バッグに縫い付ける側の端処理は、先端を1cm裏側に折り、角を少しカットしてから、半分に折ります。

Step．9

両端に端ミシンをかけて、肩紐は完成です。

Step．10

持ち手は、中心に向かい上下を1cmずつ折り、ベルト状にして端ミシンをかけます。

Step．11

次にボトルホルダーは、布の長い辺を横にして、上下を1cmと1cmの三つ折りにしてミシンで縫います。

Step．12

バッグ本体を作ります。

バッグ本体の表布2枚共、あらかじめ上辺に2cmと2cmの三つ折りの折り目をつけます。
折り目を開き、1枚には中心から約6.7cmの位置に持ち手を、もう1枚にはバッグの中心とスマホポケットの中心を合わせて置き、両端に持ち手、その隣にDカンを配置して、縫い代1cmで縫います。
(Dカン金具はタブに通した状態で縫い付けます。)