作り方は簡単!図案をカレンダーに下書きし、あらかじめ刺す箇所には穴を開けて針を通していきます。
布への刺繍が苦手な方も、工作気分で気軽に楽しむことが出来ると思いますよ。
紙刺繍で飾ろう!6月のカレンダーの作り方
- 市販のカレンダー(見本は無印良品の卓上カレンダーを使用)
- 刺繍糸:適量(見本はコスモ25番刺繍糸664A紫、2662薄紫、2016緑を使用)
Step.1
見本は無印良品の卓上カレンダーを使っています。
裏面は翌月のメモ欄になっているので、なるべく邪魔しない場所に刺していきます。
まずは鉛筆で下書きをしていきます。
月の数字の周りに直径1.4cm、1.9cmの二重丸を描きます。
円定規があると便利ですが、フリーハンドでもちろん構いません。
Step.2
年月の下には適当な線と、小さめの葉っぱを5〜6mm間隔で交互に描きます。
Step.3
穴を開ける印をつけていきます。
画像はわかりやすいように赤ペンで印をつけていますが、実際に作業される際は鉛筆でつけます。
まず外側の円の上下左右、その間に印をつけます。
Step.4
続いてその間に印をつけます。
内側の円は、外側の円の印と印の間に印をつけます。
Step.5
葉っぱの線は両端と葉っぱの根元と先端に印をつけます。
Step.6
カッティングマットの上で穴を開けていきます。
目打ちや針を使って開けることができますが、画像中央のカルコという大工道具(ホームセンターで購入可能)が持ちやすく力を入れやすいので、よく使っています。
今回は刺繍糸で下書きが隠れる図案だった為、下書きの線は消していませんが、気になる場合はこの時点で消しておきます。
Step.7
ラベンダーのリースの刺繍をしていきます。
25番刺繍糸は6本で1束になっているので、50〜60cmでカットし、そこから必要な本数を1本ずつ引き出して使います。
コスモ25番刺繍糸664A番(紫)を2本、2662番(薄紫)を1本を合わせて針に通し、片方に玉結びをします。
レゼーデージステッチで刺していきます。
内側の円の裏面から針を出し、糸を全部引きます。
Step.8
同じ穴に針を戻し、糸は全部引かずに残しておきます。
Step.9
外側の円の2つ先(画像参照)から針を出し、残した糸をかけて糸を全部引きます。
Step.10
かけた糸の外側から同じ穴に針を戻して糸を全部引きます。
Step.11
続いて内側の円の隣の穴から前のステッチの糸に絡まないように針を出し、同じように刺していきます。
ぐるっと一周、同じステッチを続けます。
刺し終わったら玉留めして糸を切ります。
Step.12
リース部分の完成です。
色の異なる糸を合わせてステッチすることで、立体感を出すことができます。
Step.13
葉っぱの線の刺繍をしていきます。
コスモ25番刺繍糸2016番(緑)を3本針に通し、片方に玉結びをします。
線の端からバックステッチで刺していきます。
Step.14
葉っぱはストレートステッチを2回重ねます。
Step.15
刺し終わったら玉留めをして糸を切ります。
これで葉っぱの線の完成です。
作り方のポイント
穴を大きく開け過ぎると近くの穴と繋がってしまったりするので、ほんの少し穴が開く程度にしておきます。
日付欄をステッチしたりしても素敵です。
このアイテムを作ったきっかけ
シンプルなカレンダーに少し手を加えて、手作りの雰囲気を感じられるようなものを、と思い毎月のシリーズとして作っています。
今月はラベンダーのリースと葉っぱの線です。