約5cm四方のはぎれを使って、手縫いでひたすらかがっていくだけ!
ちょっとしたスキマ時間にも進められるので、ぜひ作ってみてください。
手縫いで作れる!ワッペンみたいなネームタグの作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
- 表布:縦5cm×横5cm
- 裏布:縦5cm×横5cm
- 接着芯:縦5cm×横5cm(2枚)
- 帆布:縦5cm×横5cm(帆布が無い場合は、フェルトもしくは接着芯をさらに1枚重ね貼りすることで代用可能です)
- 透明シート:縦3cm×横5cm
- タグ用生地:縦3cm×横2.5cm
- タグ用接着芯:縦3cm×横1cm
- キーホルダー金具、Dカン(またはボールチェーン):各1個
- 刺繍糸
- 指ぬき
Step.1
タグを作ります。
タグ用生地の裏面の中心に接着芯を貼ります。
接着芯を中心に三つ折りにしてアイロンをしっかりかけ、半分に折っておきます。
Step.2
本体を作ります。
表地、裏地それぞれの裏面に接着芯を貼ります。
Step.3
表地→帆布→裏地の順に重ね、型を取ります。
帆布が無い場合は、フェルトで代用していただいたり、接着芯をさらに1枚ずつ重ね貼りしてもOKです。
Step.4
チャコペンで型を写します。
3枚をクリップでしっかり固定して、ズレないようにカットします。
どうしてもズレてしまう場合は、1枚ずつカットしてください。
Step.5
透明シートを裏地の上に固定し、型に合わせてカットします。
今回、透明シートは100円ショップで購入したネームホルダーをカットして使用しました。
他にも100円ショップのテーブルクロスなども使用できます。
Step.6
タブを挟みます。
タブは本体から5mm位はみ出すように、上部の中央に挟みます。
ズレてしまわないように、布用ボンドなどで固定しておきます。
Step.7
手縫いで周囲をかがっていきます。
刺繍糸は3本取りです。
刺繍糸は6本の束になっているので、約1mカットした後、一本ずつ糸を抜いて3本をまとめて針に通します。
今回は透明シートも刺していくので、刺繍用の針ではなく、普通の手縫い針がおすすめです。
また分厚い部分があるので、指ぬきがあると便利です。
Step.8
刺し始めはタグや透明シートが無い箇所から始めると良いです。
表地側から、端から約3mm程の位置に針を刺し、糸端は1cm程残しておきます。
Step.9
最初に刺した場所のすぐ隣から針を刺していきます。
糸端も一緒にかがっていきます。
横から見て、糸の間から生地が見えないように刺していきます。
Step.10
タブの部分は、タブを貫通するように刺してください。
透明シートも一緒にかがっていきます。
Step.11
途中で糸がなくなったら、表地と帆布の間に糸を通し、フチに沿って1cm残してカットします。
Step.12
新しい糸を帆布から刺し、糸端は1cm残します。
最初の糸端と新しい糸端を一緒に巻き込んでかがっていきます。
Step.13
刺し終わりは、最初にかがった糸の中を1cmくぐらせからカットします。
Step.14
タグにDカンとキーホルダーを取り付けます。
お好みでボールチェーンを使用してもOKです。
Step.15
名前を書く為の紙を形に合わせてカットし、透明シートに差し込みます。
Step.16
出来上がりです!
作り方のポイント
タブや透明シートを縫い込んでいくときは少し力が入ります。
指ぬきを上手く活用して、かがっていってください。
お子さんの好きなキャラクター生地をくり抜いて作ることもできます。
時間はかかりますが、作業は難しくありませんので、ぜひ作ってみてくださいね。
このアイテムを作ったきっかけ
子どもの通園アイテムにワッペンの様なかわいいネームタグを付けたくて作りました。
ワッペンは刺繍ミシンでも作れると思いますが、我が家のミシンでは思うように出来なかったので、手縫いで仕上げてみることにしました。
するとフチがぷっくりして、とてもかわいく出来たので、形や柄を変えて沢山作りました。