単純な線のデザインにしたので、小さなお子様でも楽しめます。
プレゼントしても嬉ばれますし、額に入れて飾っても素敵です。
《図案あり》紙刺繍のクリスマスカードの作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
- 色画用紙:縦15cm×横21cm
- 刺繍糸、スパンコールなど
- サインペン
- 目打ち
- カッティングボード
- ドレッシングペーパー
色画用紙のサイズはお好みで調整してください。
サインペンは発色の良い、太い布描き用のペンがお勧めです。参考作品では、パイロットのジュースペイントを使いました。
Step.1
お好みのサイズに色画用紙をカットします。
色画用紙は100均や文房具店で手に入りますが、再生紙のものは破れ易いので避けましょう。
参考作品は市販のカードのスタンダードサイズで縦15cm×横21cmです。このサイズを二つ折りにすると、洋2号(A6)の封筒に入るので便利です。
たくさん作る場合には厚紙で型紙をとっておきましょう。
Step.2
2B以上の鉛筆で、トレッシングペーパーに図案を転写します。
トレッシングペーパーはカーボン紙のように使います。裏面を鉛筆で塗り潰しましょう。
Step.3
表側からトレーサーを使って図案をなぞり、色画用紙に転写します。
図案の線が分かればOKなので、気になる汚れがついた場合は消しゴムで消してください。
Step.4
目打ちを使って、刺繍部分に小さな穴をあけて印をつけます。
ひと針の長さは3mmから1㎝ほどで。
カーブは小さめ、直線は長めにとって良いです。
クロスする箇所は穴を共有する形で。あまりに間隔が狭いと、紙が破れて穴が繋がってしまうからです。
※イメージし難い方は、裁ち方図の穴(赤で示したドット)まで転写する事をお勧めします。
Step.5
お好みのサインペンでツリーの色を塗りましょう。
シックなイメージが好きな方は、モノトーンの色画用紙にシルバーやゴールドのツリーでも素敵ですね。
参考作品ではパイロットのジュースペイント(細字)というサインペンを使いました。
発色が良く裏にも滲み難いのでお勧めです。
Step.6
手順4で開けた穴を使って刺繍していきます。
全て3本どりバックステッチで。ツリーの飾り部分は3本どりストレートステッチです。
お好みで、錦糸やスパンコールを使うと豪華に仕上がりますよ。
Step.7
メッセージカードにするには、内側に同じ大きさにカットしたトレッシングペーパーなどを挟みましょう。
Step.8
封筒に入れる場合には、封筒にもワンポイント刺繍してみると本格的ですね。
封筒は仕立てる際、口に両面テープをあしらうと使いやすいですよ。
工夫してお楽しみください。
Step.9
完成です。
図案を変えたり、色味を変えたりしてお楽しみくださいね。
作り方のポイント
なるべくシンプルなデザインを選びましょう。
カラーペンをあわせて使うことで、少ない刺繍でも立体感が楽しめます。
お好みで錦糸やスパンコール、ビーズを使っても素敵です。
このアイテムを作ったきっかけ
クリスマスシーズンになりました。
今回は紙刺繍でカードを作る方法をご紹介します。
コツを覚えてしまえば、サンキューカードやバースデーカードにも応用できますよ。
小さなお子様にも人気の工作です。