100円ショップの缶バッジキットを使って簡単に作れます。見本は黒いトイプードルを刺繍していますが、お好みのワンちゃんにアレンジしてくださいね!
別のコラムで、このバッジにぴったりの大きさの「【図案付き】フレンチブル・柴犬・シュナウザーの刺繍の作り方」もご紹介します。
コラムの最後にダウンロードできる刺繍図案がありますので、ぜひご活用ください。
【図案付き】愛犬の刺繍の缶バッジの作り方
- 布:1枚 (見本はコスモのコットンクロス「ペールグレー」)
- コスモ25番刺繍糸:600番(黒)
- DMC 25番刺繍糸:3799番(グレー)
- 缶バッジキット:見本は100円ショップ「セリア」の直径約57mm
- 手縫い糸
- 接着剤
- マスキングテープ
Step.1
缶バッジキットの台紙より大きいサイズで、お手持ちの刺繍枠がはまる大きさに布をカットします。
Step.2
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞってください。
Step.3
刺繍枠をはめて布をぴんと張った状態で刺繍を始めます。
すべて2本取りで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.4
鼻をサテンステッチで刺します。
曲線を描いている端から刺すのは難しいので、真ん中から刺し始め、上下を交互に埋めるように刺すとバランスを取りやすいです。
Step.5
糸を変えます。裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
新しい糸も裏の糸を2回すくって絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.6
鼻の周りをサテンステッチで刺します。
放射状に刺すのが苦手な方は、あらかじめ水で消えるチャコペンで目安となる線を描いておくと刺しやすいです。
Step.7
頭をチェーンステッチで刺します。
Step.8
耳をフレンチノットステッチ(2回巻き)で刺します。
外側を刺してから内側を埋めると、形を取りやすいです。
Step.9
目をフレンチノットステッチ(2回巻き)で刺します。
Step.10
骨をバックステッチで刺します。
Step.11
上の模様をアウトラインステッチとストレートステッチで刺します。
Step.12
名前を入れる場合は、骨の中にバックステッチで刺します。
見本は、友人の愛犬「くぅちゃん」をアルファベットにして刺しました。
Step.13
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるか、水道の水で流してください。
Step.14
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると、刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。布を軽く引っ張りながらアイロンをかけ、しわを取ります。
Step.15
缶バッジキットの台紙を布に当てて裁断します。
Step.16
手縫い糸を使ってぐし縫いで縫い絞り、ボンドを多めに塗って裏のパーツを接着します。
Step.17
半日から一日程度、マスキングテープで固定して、しっかり接着できたら完成です!
作り方のポイント
黒い犬を刺繍する時に、真っ黒の糸を使うと表情が分からなくなってしまう場合はグレーを使うのがおすすめです。
抜け感の出るチェーンステッチで顔回りをさせば、目のパーツも目立って可愛くなりますよ!
このアイテムを作ったきっかけ
友人の愛犬、黒いトイプードルを刺繍してプレゼントしたくて作りました。
図案のダウンロードはこちら
※A4で印刷してご利用ください