ループを残して刺すと毛並みに近くなるので、参考にされてみてくださいね。
プードル犬の刺繍の作り方
- 今回使用布:シーチング(刺繍枠がはまる大きさのもの)
- 今回使用刺繍糸:(コスモ25番刺繍糸308、2310)
- まち針
Step.1
図案を布に写し、刺繍枠にはめます。
今回使用した図案は、実際のプードル犬の写真を参考に描いたものです。
真似して描いてみたり、ご自身の好きなプードル犬の図案などを使ってみてくださいね。
Step.2
2310番の糸を2本取りで針に通し、目と鼻をフレンチノットステッチ2回巻きで刺します。
後で周りの糸で隠れていくので、少し大きめかなというくらいで大丈夫です。
Step.3
顔周りを刺していきます。
308番の糸を2本取りで針に通し、フレンチノット1回巻きでループを残すように刺します。
ゆるく、巻いた糸を引っ張らないようにして刺すと上手くいきます。
Step.4
針先でループを起こし、糸をばらすようにほぐします。
Step.5
同じ方向から刺すとループの向きが揃ってしまうので刺繍枠を回しながら刺し進め、耳の部分を残して顔を埋めます。
Step.6
耳をスミルナステッチで刺していきます。
耳の根元部分から針を出し、同じ穴に戻します。
Step.7
作りたい耳の長さ分のループを残し、まち針でとめておきます。
Step.8
次に少し隣から針を出し、ループの穴に入れます。
これで最初のループが固定されます。
Step.9
続けて隣にループを刺していきます。
ループを作る→短いステッチでとめるを繰り返します。
Step.10
ある程度刺したらまち針を外し長さを確認します。
お好みでループを切ってフサフサにしても可愛いでしょう。
Step.11
スミルナステッチの根元部分もフレンチノットステッチで埋めていきます。
Step.12
耳の部分をめくり、下にもフレンチノットステッチを刺していきます。
Step.13
尻尾の部分はスミルナステッチで刺します。
Step.14
奥側の足を2310番の糸で刺して完成です。
作り方のポイント
フレンチノットステッチはループを残すように刺します。
残ったループを遊ばせる事で、プードル犬の毛並みに似た感じに刺すことができますよ。
このアイテムを作ったきっかけ
動物の刺繍をする時に悩むのが、毛並みの表現です。
プードル犬は特に毛並みが特徴なので、なるべくその毛並みに似せて刺したいと思い、ステッチをアレンジしてみました。