手を拭いたペーパータオルを捨てられるごみポケットが付いた、とっても便利なカバーです。
ごみ以外にもヘアピンやヘアゴム、ヘアコームなどを入れることもできますよ!
洗面所やお手洗い等におすすめです。
今回は小さめのペーパーに合わせて作ったので、お手持ちのペーパーのサイズを確認してから作るのをオススメします!
ちょっと工程が複雑なのですが、写真で確認しながらゆっくり挑戦してみてくださいね。
ごみポケット付きで便利!ペーパータオルカバーの作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
- 表布(今回はツイル):縦50cm×横50cm
- 裏布(今回はブロード):縦50cm×横60cm
- 接着芯:縦50cm×横50cm
- スナップボタン:5個
Step.1
今回はイオンで購入したこちらのキッチンペーパーのサイズに合わせて作りました。
少し小さめサイズなので、作る際はお手持ちのペーパーの箱や袋のサイズを確認してみて下さいね。
Step.2
全ての表地の裏面に接着芯を貼ります。
Step.3
ごみポケットから作りましょう。
表地と裏地を中表に合わせて、短い辺の片端のみを縫い代1cmで縫い、表に返したら端ミシンをかけます。
Step.4
端の縫い目から16cmの箇所で表地を折り、表に重ねます。
裏地は同じく16cmの箇所で、裏面へ重ねるように折ります。
横から見るとM字のようになります。
Step.5
「わ」から5cm分を残し、両端を縫い代1cmで縫います。
Step.6
縫い残しておいた箇所をそれぞれ縫い代1cmで縫います。
Step.7
それぞれに10cmのマチを縫います。
中心の縫い代は割らずに2枚まとめて外側へ倒して縫ってください。
合計で4つのマチを作り、縫い代1cmを残してカットします。
※裏地からマチを作ったほうが縫いやすいです。
Step.8
空き口から表に返し、マチをしっかり広げてポケットを作ります。
Step.9
上からポケットまで、端ミシンをかけます。
これでごみポケットが出来上がりました。
Step.10
次に、ペーパーカバーのサイドと吊るしパーツを作ります。
それぞれの表地と裏地を中表に合わせ、左右と上辺を縫い代1cmで縫い、カドに切り込み入れて表に返し、三辺に端ミシンをかけます。
Step.11
ペーパーカバーAと吊るしパーツとごみポケットにそれぞれの中心の印をつけ、印に合わせて中表で置き、さらにその上にペーパーカバーBを中表で重ねて、縫い代1cmで縫います。
Step.12
次にペーパーカバーのAパーツの上下と、サイドパーツに中心の印をつけ、印に合わせて中表に合わせ、縫い代0.5cmで縫います。
Step.13
ペーパーカバーの裏地を中表になるように重ね、さらに左右を重ねて写真の通りに4枚まとめてカットします。
カットしたら広げてください。
Step.14
返し口12cmを残して周囲を縫い代1cmで縫います。
Step.15
カドやカーブに切り込みを入れて、返し口から表に返し、周囲に端ミシンをかけます。
Step.16
表地側から、ペーパーカバーAの長辺に端ミシンかけます。
Step.17
Bパーツとサイドパーツを立ち上げて突き合わせ、縫い代0.2cm程で縫い合わせます。
他の角も同様に縫い、立体にします。
Step.18
さらにごみポケット側のペーパーカバーBとサイドの上辺を突き合わせ、こちらも縫い代0.2cm程で縫い合わせます。
Step.19
ペーパーカバーのフタの両端にスナップボタンを1つずつ取り付け、吊るしパーツには3つ取り付けます。
Step.20
完成です!
ペーパータオルを入れて、タオルハンガーに吊して使ってくださいね。
作り方のポイント
ごみポケットは、濡れたペーパーを捨てる場合はビニール袋を中に敷いて使ってくださいね。
少し複雑で工程も多いのですが、便利なのてぜひ作ってみてください。
このアイテムを作ったきっかけ
我が家のトイレのタオルをペーパータオルに変えたので、ペーパータオルカバーが欲しくて作りました。
使ったペーパータオルをすぐに捨てられるようにごみポケットも付けてみました。
この作品で使用した布
水彩独特のにじみ感が目をひく、一風変わった小花柄テキスタイルです。 背景の優しいパステルチェックが、鮮やかな色合いの花た…