日傘を畳んだ屋内でも両手が空き、忘れ物防止にもなります。
日傘の先端が当たる底は合皮を使い、丈夫に仕上げました。
ボタンを留めると折り畳み日傘も収納可能です。
今回、ストラップは市販のスマホストラップを活用しています。
また、普通の生地で作っているので、雨傘には使用しないでくださいね!
お気に入りの生地でぜひ作ってみてください。
両手が空いて便利!ナナメ掛けに出来る日傘カバーの作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
- 市販のスマホストラップ※:1本
- 合皮:縦18cm×横14cm
- 表地:縦50cm×横14cm 2枚
- 裏布:縦114cm×横14cm
- Dカン(1cm):2個
- マジックテープ(2.5cm幅):0.7cm
- プラスナップ(約11mm):2組分(内1組は凹パーツのみ使用)
※スマホストラップについて、今回用意したものはナスカンが2つあるタイプです。
Step.1
今回はこちらの日傘に合わせてカバーを作ります。
折り畳み傘にも対応出来るように作ります。
長さはお好みで調整してくださいね。
Step.2
今回用意したスマホストラップはこちらのナスカンが2つ付いているタイプのストラップです。
Step.3
まずはヒモを作ります。
裏面の中心に向かって上下を折り、紐状にします。
Step.4
片方の先端を裏返し、縫い代1cmで縫います。
Step.5
縫い代を0.3cm程にカットして、角を切り落とし、ピンセットを使って表に返します。
Step.6
両端をミシンで縫い、Step.4で縫った端から22cm、3.5cm、3.5cmにカットします。
Step.7
3.5cmの2本にはDカンを通してボンドで留めておきます。
22cmの方には、0.7cmにカットしたマジックテープを縫い付けます。
先端を処理していない方にはフワフワ面を端から2cm離れた箇所の表に縫い付けます。
逆の先端にはザラザラ面を端から1cm離れた箇所の裏面に縫い付けます。
Step.8
次に本体を作っていきます。
合皮を中心に表地の柄がそれぞれ外を向くように縫い代1cmで縫い合わせ、縫い代は表地側に倒してキワを縫います。
Step.9
表地にスナップボタンを取り付けます。
1つは合皮と表地の縫い目から1.5cm離れた箇所に凸パーツが上に来るように取り付けます。
逆の表地に、端から9cmの箇所と26.5cmの箇所に凹パーツが上に来るように取り付けます。
Step.10
表地と合皮の縫い目がピッタリ合うように中表で折り、合皮側の「わ」が9cmになるように台形にカットします。
裏地も同様にカットします。
Step.11
一旦表地を広げて、表地の端から9cmの箇所にDカン付けたタブと、そのすぐ隣にヒモ(マジックテープのフワフワ面側の端)を並べ、縫い代0.5cmで縫います。
Step.12
再び中表に重ねて、両端を縫い代1cmで縫います。
この時、裏地は返し口10cmを縫わずに空けておきます。
また、タブとヒモの部分は強度増しの為に、重ね縫いしておきます。
Step.13
表地と裏地を中表に重ねて、入れ口を縫い代1cmで縫います。
Step.14
返し口から表に返し、返し口を閉じます。
Step.15
表地の中に裏地を入れ込んで、入れ口のキワを縫い、Dカンにスマホストラップを取り付けて完成です!
Step.16
日傘を入れてヒモを留めるとスッキリ。
Step.17
下のスナップボタンで留めると折り畳み日傘がピッタリ入ります。
使わない時は上のボタンで留めると、もう少しコンパクトになります。
作り方のポイント
底になる部分は強度のある生地の方が安心かと思います。
また、今回ストラップは市販のスマホストラップを使用しましたが、もちろんハンドメイドでストラップを作っても◎です!
防水性は無いので、濡れた傘は入れないようにしてくださいね。
このアイテムを作ったきっかけ
いつも畳んだ日傘は手首に下げたり、バッグの持ち手に下げたりしていたのですが、ある時気付かない家に落としてしまい、紛失しかけた事があるので、ショルダータイプのカバーがあれば失くさないかなと思い、作ってみました。