簡単なステッチだけで出来るので初心者の方にもおすすめです。色を変えたりリボンを付けたり、アレンジも楽しめますよ!
コラムの最後にダウンロードできる図案がありますので、ぜひご活用ください。
水着とビーチサンダルの刺繍の作り方
- 布:1枚(見本はコスモのフリーステッチ用コットンクロス)
- コスモ25番刺繍糸:373番(水色)、600番(黒)
- DMC25番刺繍糸:712番(ベージュ)
Step.1
布に図案を写します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして置きます。さらにその上に図案を置いて、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞります。
図案が動かないように布にまち針で固定しておくと良いです。
Step.2
刺繍枠をはめて布をピンと張った状態で刺繍を始めます。
2本どりで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.3
水着のボーダー柄をサテンステッチで刺繍します。
頂点から刺すのは難しいので、1段目は下から刺していきます。
Step.4
1段目が終わったら糸を変えます。裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
Step.5
ボーダー柄の色を変えて刺していきます。
裏の糸を2回すくって糸を絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
黒い線はストレートステッチを1本入れてください。
Step.6
片方が刺せたら、もう片方も同様に刺します。
Step.7
黒い糸で、真ん中のつなぎ部分をストレートステッチで刺し、肩紐部分をチェーンステッチで刺します。
Step.8
水着のボトムを刺繍します。
ボーダー柄の上2段はロング&ショートステッチで、それ以外はサテンステッチで刺してください。
Step.9
一番上をチェーンステッチで刺します。
Step.10
ビーチサンダルをサテンステッチで刺繍します。
まず1本ステッチを入れ、それに沿って上下を埋めていきます。
Step.11
サテンステッチで隠れてしまったビーチサンダルの紐の線を、水で消えるチャコペンで描きます。
Step.12
紐を留めている部分を、水色の糸でストレートステッチで刺します。2〜3回重ねて刺すと存在感が出ます。
黒い紐はアウトラインステッチで刺します。
Step.13
もう片方のビーチサンダルも同様に刺し、刺繍の完成です。
Step.14
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるだけで簡単に消えます。(クロバーの「水で消える チャコペーパー チャコピー 片面 クリアータイプ」を使用しています。製品によってはこすり洗いをしないと消えにくいものもあります。)
Step.15
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると、刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。
布を軽く引っ張りながらアイロンをかけて、シワがとれたら完成です!
作り方のポイント
水着のボーダー柄の黒いストレートステッチは、強く引っ張ると他の色の糸に埋もれやすいので、気を付けてください。
このアイテムを作ったきっかけ
夏らしい刺繍がしたくなり、こんな色柄の水着があったらおしゃれだなと思うデザインを考えてみました。
図案のダウンロードはこちら>>
※A4で印刷してご利用ください