お休み中にのんびり刺繍を楽しんでみてはいかがでしょうか?
コラムの最後にダウンロードできる刺繡図案がありますので、ぜひ刺してみてくださいね。
【図案つき】鏡餅の刺繍の作り方
- 布:1枚(見本はコスモのコットンクロス「22ローズ」)
- コスモ25番刺繍糸:100番(白)、145番(オレンジ)、307番(ベージュ)、337番(緑)、345番(赤)、600番(黒)
Step.1
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞります。
直線は定規を使うときれいに写せます。
Step.2
刺繍枠をはめて布をピンと張った状態で刺繍を始めます。
2本どりで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.3
みかんの葉をサテンステッチで刺します。
真ん中に1本ステッチを入れ、それに沿って左右を埋めるように刺してください。
Step.4
糸を変えます。裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
新しい糸は、裏の糸を2回すくって糸を絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.5
みかんをサテンステッチで刺します。
真ん中に1本ステッチを入れ、上下を交互に埋めるようにして刺すとバランス良く刺せます。
Step.6
お餅の上段をサテンステッチで刺します。
曲線を描いている端から刺すのは難しいので、真ん中に1本斜めにステッチを入れ、それに沿って左右を埋めてください。
Step.7
下段のお餅も同様にサテンステッチで刺します。
Step.8
敷き紙をサテンステッチで刺します。
Step.9
敷き紙の縁をチェーンステッチで刺します。
Step.10
赤い紐をレゼーデージーステッチとストレートステッチで刺します。
レゼーデージーステッチはふんわり丸い輪を作るように心がけてください。
Step.11
台の穴をサテンステッチで刺します。
Step.12
台の上の部分をサテンステッチで刺します。
Step.13
台の下の部分をサテンステッチで刺します。
すでに刺してある丸い穴の形が崩れないように気を付けながら刺してください。
Step.14
葉をアウトラインステッチとストレートステッチで刺します。
Step.15
反対の葉も同様に刺せたら刺繍の完成です。
Step.16
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるだけで簡単に消えます。(クロバーの「水で消える チャコペーパー チャコピー 片面 クリアータイプ」を使用しています。製品によってはこすり洗いをしないと消えにくいものもあります。)
Step.17
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると、刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。布を軽く引っ張りながらアイロンをかけ、しわが取れたら完成です!
作り方のポイント
お餅の丸いラインを崩さないように意識して刺すと可愛く仕上がります。
このアイテムを作ったきっかけ
お正月に飾りたいモチーフの刺繍を考えてみました。刺繍枠のまま飾ってもOKです。
図案のダウンロードはこちら>>
※A4で印刷してご利用ください