お好きな刺繍糸の色をパレットに乗せて楽しんでみませんか?
コラムの最後にダウンロードできる刺繍図案がありますので、ぜひ刺してみてくださいね。
【図案付き】芸術の秋に!絵の具パレットの刺繍の作り方
- 布:1枚 (見本はコスモのコットンクロス「ペールグレー」)
- コスモ25番刺繍糸:152A番(グレー)、186番(オレンジ)、335番(緑)、345番(赤)
- DMC25番刺繍糸:840番(茶)、973番(黄)、3782番(ベージュ)
Step.1
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞってください。
Step.2
刺繍枠をはめて布をぴんと張った状態で刺繍を始めます。
すべて2本取りで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.3
葉をサテンステッチで刺します。
頂点から刺し始め、それに沿ってまずは片側を刺してください。
Step.4
残りの片側もサテンステッチで刺します。
外側から針を出し、Step. 3 で刺した穴と同じ穴に針を入れると葉脈がきれいに出ます。終わったら先端をストレートステッチで刺してください。
Step.5
糸を変えます。裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
新しい糸も裏の糸を2回すくって絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.6
赤い絵の具をサテンステッチで刺します。
Step.7
絵の具のチューブをサテンステッチで刺します。
Step.8
丸い絵の具をサテンステッチで刺します。
真ん中から刺し始め、上下を交互に埋めるように刺すときれいな丸になります。
Step.9
同様にすべての絵の具を刺します。
Step.10
パレットの穴をアウトラインステッチで刺します。
Step.11
パレットをサテンステッチで刺します。
曲線を描いている端から刺すのは難しいので、内側から刺し始めます。平行を保って刺してください。
長さが1cmを超えるところはロング&ショートステッチにしてください。
Step.12
筆をサテンステッチで刺します。
先が尖っているので、斜めのステッチにすると刺しやすいです。
Step.13
筆の先をサテンステッチで刺します。
Step.14
刺繍が完成しました!
Step.15
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるだけで簡単に消えます。(クロバーの「水で消える チャコペーパー チャコピー 片面 クリアータイプ」を使用しています。製品によってはこすり洗いをしないと消えにくいものもあります。)
Step.16
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると、刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。
布を軽く引っ張りながらアイロンをかけ、しわが取れたら完成です!
作り方のポイント
難しいステッチは特にありません。
パレットの広い面積を平行に刺すために、あらかじめ水で消えるチャコペンで数か所に線を引いておくと刺しやすいですよ。
このアイテムを作ったきっかけ
秋といえば芸術の秋!カラフルな刺繍糸の色を楽しめる図案を考えてみました。
絵が好きなお友達やお子様にプレゼントしてみてはいかがでしょうか。
図案のダウンロードはこちら>>
※A4で印刷してご利用ください