3月9日はサンキューの日で「ありがとう」を言葉にして感謝を伝え合う日だそう。
3月8日は「ミモザの日」なので、nunocoto fabricのミモザ柄の布に刺繍をしました。
コラムの最後にダウンロードできる刺繍図案がありますので、ぜひ刺してみてくださいね。
【図案付き】「Thank you」の刺繍の作り方
- 布:1枚(見本はnunocoto fabric「mimosa -ミモザ-」素材はオックス)
- コスモ25番刺繍糸:373番
Step.1
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞってください。
Step.2
刺繍枠をはめて布をぴんと張った状態で刺繍を始めます。
すべて2本取りで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.3
文字を斜めのサテンステッチで刺します。
曲線になっている端から刺すのは難しいので、真ん中から刺し始め、平行に刺していってください。
Step.4
線になっている箇所はアウトラインステッチで刺します。
Step.5
糸を変える時は裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
新しい糸も裏の糸を2回すくって絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.6
「k」の上のように、カーブを描いている箇所を刺す時は、サテンステッチの向きを少しずつ変えると自然な流れになります。
すべて刺せたら刺繍の完成です。
Step.7
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるか、水道の水で流してください。
Step.8
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると、刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。
布を軽く引っ張りながらアイロンをかけ、しわが取れたら完成です!
作り方のポイント
サテンステッチの向きにコツが必要です。刺繍図案にはステッチの向きも書いてありますので、図案を写す際に一緒に写すと刺しやすいです。
このアイテムを作ったきっかけ
3月9日の「サンキューの日」にちなんで、感謝の気持ちを伝える刺繍を考えました。
シンプルな刺繍なので、見本のように華やかな柄の布とも相性が良いので、お好きな布を選んでぜひ刺してみてくださいね。
この作品で使用した布
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※A4で印刷してご利用ください