手作りの織り機で作るコースターの作り方
- 30穴リングファイル:2冊(リング部分が扇形にスライドするタイプ)
- 編み機を固定できる台(段ボールやケースの蓋など)
- 画用紙:1枚
- 毛糸:適量
- とじ針
- かぎ針
Step.1
まずは織り機を作ります。
30穴のリングファイルのリング部分を表紙ごと切り取ります。
Step.2
リング部分が上下に広がるように15〜20センチの間隔を空けてテープで台に固定します。(表紙部分のみ、画像参照)
今回は収納ケースの蓋に固定していますが、段ボールや板など、曲がらない平らなものであれば何でも大丈夫です。
これで手作りの織り機の完成です。
Step.3
まず縦糸を張ります。
最初はリングに結び、上下のリングを開いた状態で順番に引っ掛けていきます。
なるべく一定の強さで、たるみのないようにします。
Step.4
だいたい幅10センチ程掛けたら結んで糸を切ります。
リングも閉じて糸が抜けないようにします。
Step.5
画用紙を2センチ程の短尺状に切り、縦糸に互い違いにくぐらせて手前に持ってきます。
Step.6
とじ針に毛糸を通します。
途中で糸の継ぎ足しは簡単にできるので、絡まない程度の長さで用意します。
Step.7
画用紙と互い違いになるように糸を潜らせて通していきます。
糸端は3センチ程残しておきます。
針か指で手前に糸を持ってきます。
Step.8
2段目は1段目と逆に縦糸に潜らせていきます。
引っ張り過ぎたり残り過ぎたりしないよう、糸端に注意して糸を引きます。
1段通すごとに針か指で手前に糸を持ってきます。
Step.9
糸を手前に動かしにくい場合は縦糸を少し押さえると動かしやすくなります。
Step.10
最初の糸端を織り込む為、3段目を通す前に3〜4本の縦糸に潜らせます。
Step.11
続けて3段目を通していきます。
糸端が飛び出ている部分は最後に始末できるのでそのままにしておきます。
Step.12
糸を継ぎ足しする場合は、元の糸と重なるようにして次の糸を通していきます。
Step.13
好きな長さが織れたら、最後の3段は手前に持ってこないまま糸を通します。
Step.14
糸端を3段手前の間に通してから糸を手前に持ってきます。
これで織りの部分は終わりです。
Step.15
織り機から糸を外し、縦糸の糸始末をしていきます。
フリンジにしたい場合は隣通しの糸を結び完成です。
Step.16
かぎ針で端の横糸を包むようにして糸を潜らせます。
糸を引き過ぎると元に戻しにくいので、まず先に1目潜らせて、そのあと糸端分まとめて潜らせるようにします。
Step.17
糸始末が終わったら、ほつれ防止にまつり縫いをしていきます。
端から2センチ程から縫い始め、縦糸を割るようにして縫い進めます。
Step.18
端まできたら引き返しそのまま端まで縫い進め、最後は周りの糸に潜らせて糸を切ります。
もう片方の縦糸の端も同じようにまつり縫いをします。
Step.19
霧吹きで湿らせて形を整え、アイロンを当てたら完成です。
Step.20
縦糸と横糸の糸を変えたり、貼り付ける台を大きくしてリングの間隔を空ければ大きな作品を織る事もできます。
色々なアレンジができるのでやってみてくださいね。
作り方のポイント
毛糸を張る強さはなるべく一定にした方が仕上がりの形もよくなります。
このアイテムを作ったきっかけ
幼稚園児の息子が園で織り物をしているそうで、自宅でもやりたいとリクエストされたので家にあるもので織り機代わりになるものを考えてみました。