ハンドメイド好きの永遠のテーマ(?)である、布の整理収納方法…。
手芸屋さんやネットショップで、かわいい布を見つけるとつい買ってしまい、気づけば手芸部屋が大量の布でいっぱいに!なんてこともありますよね。
増えまくった大量の布をどうやって収納しているの?ハギレのきれいな収納方法は?など、気になる疑問を、3名の手作り作家さんに聞いてみました!
無印良品や100均アイテムを使った、すぐにまねできる収納アイディアをご紹介します。
布の整理収納アイデア(1)ホムセンのタンス(衣装ケース)に素材別収納
はまだゆりか(AWoRKS)さん
ベビー&キッズアイテムのセレクトショップを運営する手作り作家さん。koshirauの第一期サポーターとして活躍中!シンプルながらセンスのいい布小物や、子供と一緒に手作りできる工作系レシピを公開しています。
はまださんは生地収納専用のタンス(ケース)を用意し、布の素材別に分けて収納をしています。
ハンドメイドするアイテムによって適切な布地が異なることも多いので、布の素材別に分けて収納するのはとても合理的!
細かな素材がわからなくても、春夏・秋冬素材などで分類するのも良さそうです。
引き出しの一つには、お気に入りの布を集めた段を作っていて、開けるたびに気分が上がるんだとか!見るたびに「何に使おうかな~」と、ワクワクして楽しみになる布ってありますもんね!
ただ整理整頓するだけじゃなく、布を使うのが楽しみになるような収納アイディアでした。
収納ケースを買う前は、生地を積み上げて保管していました。見にくい上に取り出しにくく、ものを作る気力が削がれていました。収納ケースの中に収納することで、とても効率が良くなりました!
布の整理収納アイデア(2)100均アイテムでスッキリ収納
ゆうこママさん
刺繍作家&ハンドメイド作家のゆうこママさん。koshirau第一期サポーターとして、刺繍レシピをメインに活躍されています。緻密で美しい刺繍や、子供服の手作りなどインスタグラムで作品を見ることができますよ。
こちらは100均のファスナーケースに布を入れてパッキングするアイディア!棚の中に本のように立て掛けて収納されていて、見た目もキレイですね。
ケースの背の部分が透明なので、中に入っている布柄が見やすいのもポイント!
キルティング生地など厚手のもので棚の中に入らないものは、大きなファスナーケースに入れ、棚の上にブックエンドで立てて収納しています。
布を小分けにするのはジップロックでもよさそうですが、棚に立てかけるなら、このようなファスナーケースや書類ケースがベストですね。
生地は色や柄物、キャラクターもの、ブランドものなどおおまかに分類。
さらに100均ケースの中は、布と一緒に防虫剤も一緒に入れています。
生地をたくさん集めている人は、そんなに頻繁に使わないものもありますよね。久しぶりに使おうと思った布に虫食いがあったらショック!布好きさんは、防虫対策も万全にしたいですね!
布を収納している棚には、型紙の本や手芸本も近くに並べて、すぐに布が選べるようにしています。
また、まだ作っていないキットも材料をまとめて、ファスナーケースに入れて並べて把握できるようにしています。
布の整理収納アイデア(3)無印良品のケースで見せない収納
ひよりさん
刺繍作家のひよりさん。ポップでかわいらしい刺繍が魅力的で、インスタグラムに投稿される作品は、どれも乙女心をくすぐるものばかり。koshirau第一期サポーターとして、オリジナル図案の刺繍レシピを公開しています。
無印良品の収納ケースで統一し、中身が見えないように収納したアイディア。
布は柄も素材もバラバラなので、きれいに並べても、見た目がごちゃついてしまいますよね。
無印のポリプロピレンケース(引出し)の半透明じゃないタイプをつかえば、こんなにスッキリ!インテリアの邪魔にもなりません。
ひよりさんは刺繍作家なので、他の2人よりは布の量は少なめ。その代わり、大量の刺繍糸のストックがあります。
刺繍糸は三つ編みにしておいて、暖色系と寒色系で引き出しを分け、布に合わせて選びやすいように工夫されています。
無印良品の収納ケースは一段ずつ売っているので、用途によってサイズ等を自由に組み合わせることができて便利です。自分の手芸道具に合わせて使いやすいように選びました。
大量の布の収納ポイントは、見やすい&取り出しやすいこと!
大量の布を持つ作家さんの収納アイディアで共通していたのは、布を縦に並べているところ!
布をたたんで積み上げて収納すると柄がパッと見でわからないので、どんな布を持っていたかが一目で把握できません。また下のほうにおいてある布は取り出しにくく、シワになります。
衣装ケースにしまうにしても、布は重ねずに、立てて並べるのが収納のポイント!
いざ使おうと思ったときに、お目当ての布がすぐに見つかり、取り出しやすくしておくことで、手作りへのモチベーションもアップするはず!ぜひ真似してみてくださいね。
ハギレの整理収納方法
サイズも柄もバラバラで、整理に困るのがハギレ…。
どうしてもごちゃっとしてしまい、きれいな収納が難しいハギレについても、3名の手作り作家さんにアイディアを聞いてみました。
特にハギレも分けることはなく、そのまま収納ケースに入れています。
ハギレも元の布がある場合はファスナーケースに一緒に入れます。 小さいハギレしかないものは、気に入った物以外は基本的に処分しています。
タンスとは別に、ふた付きのBOXに入れています。
こちらの写真は、はまだゆりかさんのハギレ収納アイディア。大きな布とは別に収納ボックスを用意して、ハギレをまとめてしまっています。
蓋つきなのでごちゃついた感じが外に見えず、すっきりと収納できますね!中身が見やすいのもポイント!
増えすぎたハギレは捨てる?迷える布の処分方法
ハギレもきちんと整理して収納はしているものの、どんどん増えていく一方ではありませんか?
そこでkoshirauのインスタグラムで、「大量のハギレをどうしてるか?」アンケートを取ってみました!
- 何かに使えるはず!ハギレはずっと取っておく:81%
- 定期的に整理して捨てる:16%
- フリマアプリで売ったり、人にあげたりする:3%
ハギレはずっと取っておく派が大多数!
「何かに使えるかも…」と思って、ついつい捨てずに保管してしまいますよね~。
収納アイディアを教えてくれた、3名の手作り作家さんにもハギレの保管について聞いてみました。
以前はハギレを全て残していましたが、キリがないので持つ上限を決めました。収納BOXがいっぱいになったら見直しをします。必要ないものは捨てます。
ある程度の大きさがあるものは取っておいて、試作品を作る際に利用したりしています。
小さな図案の刺繍に使えるので、ハギレもつい取っておいてしまいますが、ケースに入りきらない分は捨てるようにしています。
アンケート結果とは異なり、みなさん収納のことを考えて、いらないと思ったものは潔く処分をしているよう!
ハギレを活用して何かのアイテムを作ってみたり、必要ないものは捨てたり、定期的に見直しするのが収納上手になるコツかもしれません。
ゴミとして捨てるのがはばかられるときは、フリマアプリで売ったり、SNSでお譲りしたりするのもいいですね!
(インスタグラムでアンケートにお答えいただいたみなさま、ありがとうございました!)
まとめ
- 生地は衣装ケースや小分けのケース(ジップロックなど)を使って、色別・素材別に分けて収納しよう
- 布は重ねて積まずに、縦に並べると使いやすくてGOOD!
- ハギレは捨てずに取っておく派が多数だが、定期的な見直しが収納上手への近道
3名のハンドメイド作家さんの、記事収納アイディアをご紹介しました。
大量の布の収納に困っている!という方は、ぜひ真似してみてくださいね。