入園入学準備で、レッスンバッグや上履き入れなどを準備しないといけないお母さんお父さんへ!
準備品を手作りする人も多いですが、必ずしもみんなが手芸ができるとは限りません。そんな家族にオススメなのが、オーダーメイド(手作り代行)。
ハンドメイドを得意とする方々に、変わりに作ってもらおう、というサービスです。
このコラムでは、入園入学グッズのオーダーについて、流れや費用について詳しく解説していきます。
入園入学グッズの制作代行・オーダーとは?
入園入学アイテムの制作代行・オーダーメイドとは、自分の代わりに準備品を手作りしてもらうサービスのこと。
手作りするのは手芸を得意とする作家さんや、縫製のプロ。クオリティの高いハンドメイド作品を、自分好みのサイズやデザインで作ってもらえるのが魅力です。
- 園から”手作り指定”がされているけど、手芸が苦手
- 忙しくて、ハンドメイドをする時間がない
- 園指定のサイズの既製品が見つからない
という方は、オーダーで作ってもらうことも検討してみては?
入園入学グッズは手作りで準備することを保育園や幼稚園から指定されることもありますが、必ずしも自分で作る必要はありません。
手先が不器用だったり、ミシンを持っていなかったり、ハンドメイドできない場合は制作代行サービスを活用してみましょう。
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入園入学グッズの手作り代行って実際どう?体験談
koshirauのインスタグラムで、入園入学グッズのオーダーメイド(手作り代行)についてのアンケート調査を行いました。
- ある!:16%(20票)
- ない!:71%(90票)
- これからするかも、興味あり!:13%(17票)
koshirauはハンドメイド好きのフォロワーさんが多いので、「オーダー経験はない」という人が多数。やっぱり入園入学グッズというと、手作りをする人が多いのかもしれませんね。
とはいえ、「ある!」「こうれからするかも、興味あり!」という人も意外といることに驚き!実際に頼んでみた人の感想も聞いてみました。
オーダーの満足度は上々のよう!とくに園からサイズを指定された場合は、ぴったりの大きさで作ってもらえるのがいいですよね。
園指定のサイズがあると既製品を探すのが大変ですし、手作りしようと思っても、自分では裁断サイズを変えたりできないし、余計に準備が大変なんです。
オーダーはこんな時に便利なサービスですね。実際にどのように注文すればいいのか、次の段落で詳しく解説していきます。
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入園入学グッズのオーダー依頼の流れ
以下で、オーダーの流れを簡単にご紹介します。こちらの流れは一例なので、詳細は注文先によって異なります。
- オーダーするアイテムを決める
- 生地を決める(選ぶ)
- サイズを指定する
- 支払い~完成品を受け取る!
1.オーダーするアイテムを決める
まずは必要なアイテムを確認して、どれをオーダーするのかを決めましょう。1つだけじゃなく、まとめてオーダーすればすべてお揃いの生地で作ってもらえます。
- レッスンバッグ(通園バッグ)
- 上履き入れ
- お弁当袋
- ランチョンマット
- コップ袋
- 体操着袋
以上が定番のアイテムですが、これ以外にも、掛布団・敷布団カバーやスモック、移動ポケット、鍵盤ハーモニカケース、タブレットケースなどをオーダーできるお店もありますよ。
2.生地を決める
表地にする生地を選びます。裏地は選べるお店もありますが、お任せのお店も多いです。
なおオーダーするお店によって、取り扱いのある生地が異なります。柄や素材など、たくさんの種類から選びたい場合は、生地屋さんが行っているオーダーサービスを利用しましょう。
3.サイズを指定する
園から指定のサイズがある場合は、細かく指定することができます。
お店ごとに定番サイズをいくつか用意してあるので、園からの指定がなくて大きさがわからない人も安心です。
なおサイズのカスタマイズは、有料だったり無料だったり、お店によって対応が異なります。
4.デザインのカスタマイズをする
- ポケットを付けたい
- 切り替えデザインにしたい
- お名前テープを付けたい
- マチを付けたい
などなど、基本のデザインにオプションを追加できます。オプション追加は有料のショップが多いです。
5.支払い~完成品を受け取る!
生地やサイズ、デザインを決めたら注文し、前払いで料金を支払います。
注文後、数週間で受け取れますよ。
料金は安い?入園入学グッズオーダーの費用相場
入園入学グッズの制作代行を頼んだ場合の費用は、1つのアイテムにつき、ざっくりと1,000円~5,000円ほどです(※生地代+副資材代+加工代)。
アイテムによって料金は異なり、コップ袋など小さなアイテムほど安くなります。
- レッスンバッグ
- 上履き入れ
- お着替え袋
- お弁当袋
- コップ袋
以上の5点をオーダーした場合、7,000円~2万円くらいの予算は必要になるでしょう。注文するショップによって料金体系が大きく異なりますので、ひとつの目安としてお考え下さい。
なお入園グッズをオーダー料金といっても、「一律で○○円」ということはなく、次のように細かく分かれていることが多いです。
- 加工代(縫製代)
- 生地代
- 副資材代(紐など)
- オプション代
- サイズカスタム代
- 送料
入園入学グッズのオーダーで料金を左右するのが、生地です。無地やストライプなど、シンプルな柄生地だと安いですが、キャラクター生地やブランド生地(リバティなど)価格が高いのでご注意ください。
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入園入学グッズのオーダーができるお店・ネットショップ
入園入学グッズのオーダーができるお店はいくつかありますので、種類ごとに見ていきましょう。
手芸屋(生地屋)
大手の手芸屋さんだと、入園入学グッズの制作代行サービスを展開しているところもあります。
手芸屋さんでオーダーする場合、生地や副資材を自分で選べるので、上手に選べば費用をかなり抑えられますよ。
選べる生地の種類が圧倒的に多いのも魅力的です。
nunocoto fabric
nunocoto fabricは通販専門のファブリックブランド。
入園入学グッズの手作りキットが毎年大人気ですが、2023年から制作代行も始めました。
通園バッグ・上履き入れ・お着替え袋・コップ袋・ランチョンマット・お弁当袋の計6点をセットでオーダー可能!
42柄から好きなものを選んで、さらに持ち手の色もカスタマイズできる、セミオーダー形式です。
料金 | ★★☆(ふつう) 12,100円/6点セット(生地代、縫製代などすべて込み) |
---|---|
サイズカスタム | 不可(規定サイズのみ) |
有料オプション | なし |
生地 | 選択肢から選ぶ(42柄) |
副資材 | 選択肢から選ぶ(4色) |
nunocoto fabricの入園入学グッズオーダーはこちら>>
ユザワヤ
手芸大手のユザワヤも、入園入学グッズの制作代行を行っています。
ネットで注文するほか、ユザワヤの店舗で生地や紐などを選んで、その場で注文もできます。店頭で受け取りができるので、家の近くに店舗がある方にはありがたいですね。
料金 | ★★☆(やや安い~ふつう) 例)レッスンバッグ:1,980円~(生地代・副資材代・オプション代は別) |
---|---|
サイズカスタム | 無料(※規定サイズを頼んだ場合と同額) |
有料オプション | ポケット、切り替え、裏布+接着芯(220円~) |
生地 | ユザワヤで購入 |
副資材 | ユザワヤで購入 |
クラフトタウン(トーカイ)
クラフトタウンは、手芸店「クラフトハートトーカイ」が手掛けるwebメディア。
レッスンバッグや上履き入れなど、定番入学グッズの受注生産をしています。2022年度には1.8万件も利用されたという、人気の代行サービスなんですよ。選べるオプションが多いのも魅力です。
料金 | ★★☆(ふつう) 例)レッスンバッグ:2,420円~(生地代・副資材代・オプション代は別) |
---|---|
サイズカスタム | 無料(※規定サイズを頼んだ場合と同額) |
有料オプション | ポケット、マチ、切り替え、ファスナー、お名前テープなど(220円~) |
生地 | トーカイで購入 |
副資材 | トーカイで購入 |
パンドラハウス(イオン)
パンドラハウスは、イオングループが展開する手芸店。イオンならではの低価格で、入園入学グッズのオーダーが可能です。
店舗で直接生地やパーツを選んで注文するほか、webで使える専用シミュレーションアプリを使えば、完成形を見ながらあれこれカスタマイズオーダーすることも可能!
料金 | ★★★(安い) 例)レッスンバッグ:1,738円~(オプション代は別。生地によって料金変動あり) |
---|---|
サイズカスタム | 無料(※店頭受付のみ) |
有料オプション | 生地のキルト加工、切り替え、飾りパーツなど |
生地 | パンドラハウスで購入 |
副資材 | パンドラハウスで購入 |
入園入学グッズ専門店
入園入学グッズのみを専門に扱うネットショップで、制作代行サービスを行うところもあります。実店舗は無い場合がほとんどなので、ネット注文が基本です。
手芸店に比べると、選べる生地やパーツは限定されてしまい、料金もやや高めな印象。
ただしデザインに凝ったアイテムも多いので、おしゃれな入園グッズを求める方にオススメです。
ポッテアポッテ
ポッテアポッテは、入園入学グッズのオーダーメイド専門店。
生地屋さんのオーダーサービスに比べると選べる生地は少ないですが、希望すれば持ち込みも可能!持ち込みでも料金は変わりません。
他のショップとは異なり、生地代や副資材代などが含まれた価格表記になっていますので、パッと見で高く思えますが平均的価格です。
料金 | ★★☆(ふつう~やや高) 例)レッスンバッグ:5,720円~(生地代・加工代込。オプション別) |
---|---|
サイズカスタム | サイズアップは有料、サイズダウンは無料 |
有料オプション | 内ポケット、ネームタグ、ショルダーに変更など |
生地 | 選択肢から選ぶ or 持ち込み |
副資材 | 選択肢から選ぶ(持ち込みは相談) |
個人クリエイター
minne(ミンネ)やcreema(クリーマ)といったハンドメイドマーケット、ココナラやメルカリなどで、入園グッズのオーダーを出品しているクリエイターがいます。
出品者によって注文形態が大きく異なり、既存デザインのサイズカスタムのみを請け負う人、生地持ち込みで制作代行のみを行う人など様々。
料金もかなり差がありますが、制作代行だけなら1,000円~2,000円程度(生地代別)の格安で頼めるクリエイターもいるようなので、価格重視の方はチェックしてみましょう。
生地の持ち込みができるオーダーショップもある!
入園グッズに使う生地はショップによって選べる種類が限られますが、中には生地の持ち込みができるお店もあります。つまり、好きな生地で入園入学グッズを作ってもらえるのです。
具体的な流れとしては、注文後に自分で用意した生地をショップに送ります(送料は自己負担)。ショップ側は、届いた生地を使って入園グッズを制作し、納品します。
ディズニーやスヌーピーなどのキャラクター生地や、お気に入りの生地など「この生地で入園グッズを作ってほしい!」という希望がある方は、持ち込みできるオーダーショップを選びましょう。
ただし生地の持ち込み可能なショップでも、裏地や紐、マジックテープなどの材料の持ち込みはできない可能性もあります。副資材まで指定したい場合は、事前に相談をしてみましょう。
入園入学グッズはハンドメイドで準備したい!という方も多いですよね。「でも、生地がどれくらい必要なのかわからない…」というお悩みもちらほら。そこで、とりあえずこれだけ買っておけば大丈夫!という、ざっくりとした生地の長さをご紹[…]
入園グッズの制作代行・オーダーメイドの注意点
入園入学グッズのオーダーで注意したいのが、納期です。
当然ながら受注制作になりますので、即納というわけにはいきません。多くの場合、注文から納品まで2週間~1ヶ月くらいはかかります。
なお2月~3月は入園入学の準備シーズンになりますので、さらに時間がかかる可能性も。時間に余裕をもって注文してくださいね。
あなたは手作り?オーダー?既製品購入?入園グッズの準備方法比較
入園入学グッズのオーダーは、他の方法に比べるとやはり費用がかかります。
どこで買おうかな?どうやって準備しようかな?と迷っている方に向けて、3つの準備方法を比較してみました。
料金 | 手間 | こんな人に | |
---|---|---|---|
既製品購入 | 安い (※ショップによる) | ラク | 価格重視!時間がない人に |
オーダー | 高い | ラク | 手作り指定だけど手芸が苦手な人に |
手作り | ふつう (※選び方次第で安くできる) | たいへん | デザインにこだわりたい、手作りしてあげたい人に |
保育園や幼稚園、小学校に入る前の説明会が終わると、いよいよ本格的に入園入学シーズン突入!レッスンバッグや上履入れなど、入園グッズを準備しなくちゃいけませんね。手作りするか、既製品を購入するかで迷っているパパママさんも多いの[…]
とにかく安く・早く揃えたい人
「すぐボロボロになっちゃうし、安いので十分!」
「準備期間がない!」
という人は、既製品の購入をオススメします。
100均や300均、シマムラなどの格安ショップを使えば、アイテムのお揃いは無理ですが、かなり安く揃えられますよ。
なおサイズ調整はできない場合がほとんどなので、保育園や幼稚園から指定がある方にはオススメしません。
おしゃれな入園グッズがいいけど、手芸が苦手な人
「強いこだわりはないけど、ある程度かわいいものを準備したい」
「手作り指定だけど、手芸は無理!」
という方は、オーダーメイドがオススメです。
ただしオーダーで入園グッズを用意する場合、料金は他の準備方法に比べると高額になります。
また注文から納品まで時間がかかりますので、使用日まで2ヶ月ほど時間がある方にはオススメですが、そうでない方は間に合わない可能性があります。
サイズやデザインにこだわりたい!手作りが好きな人
「使いたい生地がある!」
「ハンドメイドに挑戦してみたい」
「おしゃれでかわいいアイテムを用意したい」
という方は、やっぱり手作りがオススメです。
手作りならサイズもデザインも自由自在。材料を上手に選べば、とても安く準備することができますよ。
ハンドメイド技術に不安がある方も、ネットで探せば作り方解説コンテンツがたくさん公開されています。nunocoto fabricでもたくさんの入園系コンテンツを用意しているので、ぜひご覧くださいね。
楽に手作りしたいなら、ハンドメイドキットがおすすめ
手作りで入園入学グッズを準備しようかな、と思っていてもなかなか踏み出せない人は、こんなお悩みがあるのではないでしょうか?
- どのぐらい、何メートル生地を買えばいいかわからない
- どんな素材の生地を選んだらいいかわからない
- 自分のセンスに自信がない…
- 作り方を調べるのが面倒くさい!
そんなあなたにオススメなのは、入園入学グッズの手作りキットを使うこと!
nunocoto fabricでも、入園入学グッズの定番6アイテムが作れる簡単キットをご用意しています。毎年このシーズンになると大人気の商品なんですよ。
キット内容は、表生地・裏生地・紐などのパーツ類がすべてセットに。作り方は購入者限定のwebページで閲覧できます。写真付きで丁寧に解説されていますので、初心者さんもチャレンジしやすいですよ。
生地の柄は、ショップ内で販売しているほぼすべてのデザイン(2,000種以上!)から選ぶことができ、持ち手カラーのカスタマイズも可能です。
購入前に問い合わせれば各アイテムのサイズ調整も可能!希望サイズで作れる裁断ガイドを用意してもらえますよ。
入園入学グッズをオーダーするか、既製品を買うか、手作りするか…。迷っている方も一度、nunocoto fabricの入園キットをチェックしてみて下さい。お気に入りの柄がきっと見つかります!
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