毎日びっくりするような暑さが続きます。そんな暑い日でもこどもは元気ですよね~。
毎日公園通いをしないと、家の中だけでは体力が余ります…。
真夏も少しでも快適に遊べるように、と思い「背中に背負う保冷剤カバー」を作ってみました。リュックのように背負えるんです。

可愛い生地で作ればこどもも喜んで背負ってくれる!はずです。
※使用の際は、背中が冷えすぎないことを確認してからご使用ください。
赤ちゃん・子供用保冷剤カバー(保冷剤リュック)の作り方
本体布(ツイル):タテ21cm×ヨコ20cm
肩ひも布(ツイル):タテ45cm×ヨコ6cm
ふた布(オックス):タテ11cm×ヨコ20cm
タブ布(オックス):タテ10cm×ヨコ10cm
内布(タオル地):タテ29.5cm×ヨコ20cm
※100円ショップでタオルを買い、カットしましたゴム(1cm幅):32cm 2本
スナップボタン(1.3mm):2組

1.タブを作る(本体と紐の結合部分)
タブ布を四つ折りにして両端にステッチをかけます。※2個作ります。

2.肩ひもを作る
肩ひも布を中表で半分に折り、L字に縫い合わせます。

表に返さず、ゴムを縫い付けます。先ほどの縫い目に重ねて縫ってくださいね。

縫えたらぬいしろを0.5cmでカットし、角も切り落とします。

表に返します。今回のような細いひもを表に返すときは、細い棒を使うのがおすすめです。
表に返したときに、ゴムの端が中に入ってしまわないよう気をつけてください。


表に返したら、縫い目とゴムがねじれないよう整えます。

開いている口は、ゴム端を少し出して縫いとめます。(端から0.5cmくらい)
反対側は角までしっかりと形を整えたら、布端から1.5cmのところを縫います。縫い目より外は、布がたるまないようにしましょう。

もう1本も同様に作りましょう。
3.本体とふたを縫い合わせる
本体布の上に、肩ひものゴムが出ている端をのせます。
ひもとひもの間は7cmにします。中心から対称の位置になるよう確かめましょう。
ふたを本体布と中表になるよう重ねます。このとき柄の向きに注意!

上側をぬいしろ1cmで縫い合わせます。

ふたを開き、本体布の際にステッチをかけます。ぬいしろは本体側に倒しておきます。

4.内布と合わせる
内布を中表に重ねます。

上下をぬいしろ1cmで縫い合わせます。
あえて本体より内布のタテの長さを少し短くしているので、布端がしっかり合うようにとめて縫い合わせましょう。

表に返してアイロンで整えます。このとき、内布側に少しひかえると仕上がりがきれいです。

「ひかえる(控える)」とは?
手芸における、ひかえる(控える)とは、裏布が表布よりも少しだけ内側に来ることをいいます。裏地側から見ると、少しだけ表地がはみ出して見える状態です。「裏地を控える」などと使います。
リュックの上下を0.5cmでステッチします。

5.リュックの両端を縫う
両端を袋縫いで始末していきます。
まず、ふたを外表に折りたたみます。

下側は、ふたとの重なりが4cmくらいを目安に折ります。※入れる保冷剤の大きさによって、調整して大丈夫です。

ここで、一番最初に作ったタブを挟み込みます。
半分に折ったタブを「わ」を外側にして1cm差し込みます。底より少し上に付けると、最後に表に返すときにきれいです。

ふたを上側にして重ねたら、布端をぬいしろ0.5cmで縫い合わせます。

裏返して角まできれいに出したら、ぬいしろ1cmで縫い合わせます。

表に返してきれいに形を整えましょう。角までしっかりと表に返します。
タブと肩ひもにスナップボタンを付ければ完成です!

肩ひも側のスナップボタンの付け位置で、お子さまに合わせた長さに調整してくださいね。
背中に背負う保冷剤カバー(保冷剤リュック)の使い方
開き口にスナップボタンを付けても可愛いですよ。


肩ひもがスナップボタンで外れるので、抱っこひもやベビーカーでも使えますよ!
使用する前に背中に当たる部分が冷えすぎていないか確認し、冷たすぎる場合はタオルを挟むなどして調整してくださいね。
中に入れるのは、凍らしても固くならない保冷剤がおすすめです。


▼この作品で使用した布はこちら
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