ただし、絵の具を使うと子供っぽくなりがち。今回は綺麗に仕上げる方法をご紹介します。
【図案あり】野薔薇の裁縫箱の作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
- 市販の小箱※
- アクリル絵の具
- マスキングテープ
- 筆
- 紙皿やアルミホイル
※今回は100均のなるべく絵柄が少ないものを選びました。お好みのものを。
Step.1
箱の側面にマスキングテープを貼ります。
蓋部分を塗る際に色がはみ出るのを防ぐためです。
Step.2
蓋部分に図柄がある場合は、まずは消すために白いアクリル絵の具を塗りましょう。
アクリル絵の具はあまり水で溶かずに使います。筆が滑らかに動くギリギリの濃さで厚手に重ねてください。
Step.3
下地の白い絵の具が乾くまで暫く待ちます。
アクリル絵の具は乾きやすく上塗りした際にも下地の色が滲んで来ないのが良いところ。
反面、一度パレットに出した絵の具は固まって使えなくなってしまいます。使う分ずつ出すことをおすすめします。また、色落ちしにくいので、パレットとしては紙皿やアルミホイルなど使い捨ての物にすると便利です。筆もしっかり洗いましょう。
Step.4
下地の白がしっかり乾いたらお好みの色で塗ります。
原色の多いアクリル絵の具ですが、白を混ぜると柔らかい印象の色味を出すことも可能です。
ここでも白を塗った時と同じく、厚手に塗り重ねて下さい。
Step.5
しっかり乾くまで待ってから鉛筆で図案を書いていきます。
先ずは外枠のラインから。ここでは端から1センチのところに薄く線を引きました。
Step.6
次に薔薇の図案を描きます。
フリーハンドでも大丈夫ですが、綺麗に仕上げたい場合はトレーシングペーパーをカーボン紙のように使います。先ずはトレーシングペーパーに裁ち方図を参考に下書きしてください。もちろん、お好みの絵を描いても♪
Step.7
トレーシングペーパーの裏面を濃い鉛筆(2B以上)で塗り潰します。
Step.8
トレーサーで図案を写しましょう。
塗る位置が分かれば良いので、あまり濃く写さなくても大丈夫です。
Step.9
写した図案に色をつけていきます。
まずは外枠から。
お好みによりますが、豪華に仕上がるゴールドはお勧めです。ちなみに、ラインではなくドットにしても可愛いです。
Step.10
下書きを見ながら薔薇の絵を塗っていきましょう。
葉脈などの線を入れる工程は花や葉の絵の具がよく乾いてから行って下さい。
色味を変える前には必ずよく乾かすことが綺麗に仕上げるコツです。
Step.11
塗る手順としては例えば、
葉→乾かす→葉脈→乾かす
花びら外側→乾かす→花びら中心部の白→乾かす→花びらの線→乾かす→花芯のゴールド→乾かす
…といった感じです。時間はかかりますが、よく乾かすと色が混ざらず綺麗に仕上がります。
Step.12
全体的に乾いたらマスキングテープを剥がして完成です。
箱に色々な図案をお絵描きして楽しんでくださいね♬
作り方のポイント
アクリル絵の具は光沢があり発色も良いので工作にはおススメ。
気をつけたいポイントは乾きやすいということ。そして、水彩絵の具とは少し扱い方が違います。時間をおいて塗り重ねる事が綺麗に仕上げるコツです。
このアイテムを作ったきっかけ
ビーズや刺繍糸を保管するのに便利な裁縫箱。オリジナルの素敵な箱が欲しいと思ったのが制作のきっかけです。