編みながら繋げていくやり方も説明していますので、編み方を覚えたらたくさん編んで、バッグにしたり、膝掛けにしたりと違う作品に応用していただくことも可能です!
ぜひ編んでみて下さいね。
基本のグラニーモチーフで作るスマホポシェットの作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
並太の毛糸2色
- 編み針の太さ:6号
- 毛糸の太さ:並太
- 毛糸の素材:ウール100%
Step.1
輪で作る作り目で、細編み4目編みます。
1目めに引き抜き編みをして円にしたら、編みはじめの糸を引き絞ります。
Step.2
立ち上がりの鎖編みを3目編み、鎖目の根本に長編みを2目編みます。
Step.3
鎖編みを2目編み、先ほど長編みを編んだ隣の目に、長編みを3目編みます。
同様に、鎖編み2目→長編み3目をあと2回繰り返します。
Step.4
1周すると、長編みで作った花びらが4枚あるような状態になります。
最後は鎖編み1目編んだら、立ち上がりの鎖目の3目めに細編みをします。
これで1段目が終わりです。
Step.5
糸を白に替え、立ち上がりの鎖編みを3目編みます。
前段の角にあたる部分の鎖目を束ですくい、長編みを2目編みます。
Step.6
鎖編みを1目編み、隣の角に長編み3目編み入れます。
次は角になるので、鎖編みを2目編み、先ほど長編みを編んだ同じところに長編み3目編み入れます。
Step.7
同様に、鎖編み1目(角は2目)→長編み3目を繰り返し1周します。
すると角に長編み3目がふたつ、できている状態になります。
これで2段目がおわりです。
Step.8
糸をふたたび緑に替えて、立ち上がりの鎖編みを3目編みます。
この時、1段目で使った糸を切らずに、裏側に渡らせて使うと糸始末が減るのでおすすめです。
写真は裏から見た様子です。
Step.9
2段目の鎖目を束ですくい、長編み2目編み入れます。
次からは2段目と同様に、鎖編み1目(角は2目)→長編み3目を編み1周します。
角は長編み3目がふたつ、辺の部分には長編み3目がひとつ、編まれている状態になります。
最後は鎖編み1目編み、立ち上がりの3目めに細編みをしたら3段目がおわりです。
Step.10
ふたたび糸を白に替えて、立ち上がりの鎖編み3目を編み、長編み2目編み入れます。
3段目と同じ要領で1周編みます。
角に長編み3目がふたつ、辺の部分にも長編み3目がふたつ並んでいる状態になります。
これでモチーフが編み上がりになるので、最後は鎖編み2目をし、立ち上がりの3目めに引き抜き編みをしたら糸を10cm程引き出して切ります。
Step.11
同じモチーフを3段目まで編みます。
4段目は繋げながら編んでいきます。
Step.12
1辺を編んだら、角の鎖編みを1目編みます。
編み上がっている方のモチーフの角をかぎ針ですくい、鎖編みを編みます。
すると、角がくっついている状態になります。
Step.13
角になるので、先ほど長編み3目を編んだ同じ目に長編み3目編み入れます。
Step.14
また、編み終わっている方の隣の鎖目を束ですくってから、鎖編みを1目編みます。
繋げたい辺の部分を編むときに、鎖目を編みながら繋げていく、というイメージです。
Step.15
編みながら繋げていき(計5ヵ所繋がってる状態)角まで編めたら、残りは普通に編みます。
最後は鎖編み2目を編み、立ち上がりの3目めに引き抜き編みをして、10cm程糸を残して切ります。
Step.16
3枚目も、3段目まで編めたら、繋げながら4段目を編んでいきます。
1辺が編めたら、角と角を繋げます。
こちらは側面と、底面(計3辺)を繋げながら編みます。
1周したら先ほどと同様に鎖編み2目→引き抜き編みをし、10cm程糸を残して切ります。
Step.17
4枚目も、3段目までは普通に編み、4段目で3辺を繋げながら編みます。
Step.18
鎖編みを200目編み、とじ針を使って両端に縫い付け、糸始末をします。
他の糸も全て糸始末をしたら完成です!
作り方のポイント
編みながら繋げる方法は始めはややこしく感じるかもしれませんが、最後にはぐ方法よりも手間もなく時短にもなりますよ。
このアイテムを作ったきっかけ
グラニーモチーフの小物やベストなどが最近流行しているので、考えました!
初心者さんは小物から。
編み方を覚えたらブランケットやこたつカバーなど大物にチャレンジしてみて下さい!