難しく見える和服もミシンがあれば意外と簡単に出来上がります。
ポップでかわいい甚平(上)120サイズの作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
表布:縦140㎝
Step.1
【】内の記載がない場合は縫い代は1.5㎝で裁断します。
袖の袖口以外、身頃の脇はあらかじめジグザグミシンかロックミシンで処理をしておきます。
身頃の前合わせ部分を左右ともに2cm2cmの三つ折りにして端を縫います。
Step.2
肩上げ部分を縫います。
肩上げ線を山折りにし、端から3㎝を縫います。
Step.3
左右の後ろ身頃を中表に合わせて端から1.5㎝を縫い合わせます。
ジグザグミシンかロックミシンで端を処理します。
Step.4
襟の片方を1㎝折り込みアイロンをかけておきます。
Step.5
アイロンをかけていない方と、を身頃の首回り部分を中表に合わせて縫い合わせます。
この時首回りは切り込みを入れておくと縫いやすいです。
縫い代は襟側に倒してアイロンをかけておきます。
Step.6
襟の縫を半分に折り、先ほどの縫い目にかぶせます。
身頃の前合わせ部分上にある襟先は中に入れ込みます。
Step.7
襟に落としミシンをかけます。
Step.8
身頃と袖を中表に合わせて縫います。
左右の袖同じように縫います。
Step.9
身頃と袖の縫い代を身頃側に倒します。
袖下を縫います。
Step.10
先ほど身頃側に倒した縫い代を袖側に倒します。
脇をスリット止まりまで縫います。
Step.11
縫い代を開いてアイロンをかけます。
スリット止まりまでをコの字に縫います。
袖口を3cmで折り、1cm折り込み端を縫います。
裾は4cmで折り、2cm折り込み端を縫います。
Step.12
ひもをつけます。
市販の紐でも、同じ生地で紐を作ってもどちらでも大丈夫です。
ここでは、外から見える部分は同じ生地で作った紐を、中の見えない部分は市販の紐を使っています。
紐は15㎝×2㎝で作ります。
開け口を残して周りをぐるりと縫い、角を落として表に返します。
返し口をコの字縫いでとじれば紐の完成です。
Step.13
右前身頃が下に来るようにし、左前襟先に紐を縫いつけます。
Step.14
右脇にも紐を縫いつけます。
Step.15
同じように、右前襟先と、左脇(内側)に紐を縫いつけたら完成です。
お疲れ様でした。
Step.16
着る時はまず中の紐を結び、そのたと外の紐を結びます。
作り方のポイント
伸縮性のなく、薄目の生地で作っていただけると作りやすいかと思います。
このアイテムを作ったきっかけ
娘の浴衣とおそろいの柄で、息子にも甚平を着せたいなと思い作ってみました。
工程は多いですが、出来た時の達成感があります!
なるべく洋服作りと同じようになるように、和服作成の時より工程を省いてまとめてみたので、初めての方でもチャレンジしやすいです。
この作品で使用した布
絵の具のパレットのようなイメージの、「palette」と「paints」。ぺたぺたと絵の具で描いたような質感が魅力です。…