夏場のグラスの水滴対策に、お客様が来た時のおもてなしに、数枚は持っておきたいコースター。
四角形のデザインなら直線縫いだけで作れるので、お裁縫初心者さんでも簡単に作ることができます。余ったはぎれの活用にもオススメ！
今回は、ミシンなしで手縫いだけで作れるコースターの作り方をご紹介します。
すこしアレンジして、フリンジデザインのコースターにしてみました。ぜひ作ってみてくださいね。
初心者向け！手作りコースターの材料
コースターに使用する生地は、基本的になんでもOKです。
今回は吸水性がいいコースターにしたかったので、薄手のインド綿（花柄）と、少し厚手のオックス生地（無地）を使用しました。
手縫いで作る、簡単フリンジコースターの作り方
1．生地の地直しをする
通常コースターなどの小さなアイテムは、地直しをせずに縫い始めてもあまり問題ありません。
ただし今回は、布の織り糸をほどいてフリンジを作るので、地直しをしたほうがきれいにフリンジができます。
織り糸を1本引き抜くと、うっすらと線ができるので（矢印のところ）、その線にそって布をカットしましょう。
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2．布を外表に重ねる
表布と裏布を外表に重ねます。
動かないようにマチ針で止めておきます。
この後布端から1cmのところを直線縫いするので、曲がってしまうのが不安な方は、あらかじめチャコペンでしるしをつけておきます。
3．コースターの周囲を縫う
布端から1cmのところを、なみ縫いで縫います。
縫いはじめは、表布と裏布の間に針を刺し、玉結びが表に出ないようにしましょう。
できるだけ細かい縫い目で、1～2mm程度のなみ縫い（ぐし縫い）をします。
1周縫えたら、表布と裏布の間で玉止めをします。
糸を切る前に、縫い目の間に針を刺し、玉止めを中に引き込んで隠しましょう。
途中で糸が足りなくなって変える場合も、同じ方法で行います。
一周縫えました！
初心者さんがお裁縫を始めるときに、まず習得したい「並縫い（なみぬい）」。並縫いとは、布の表と裏で縫い目が同じになるような縫い方です。等間隔で並んだ縫い目が特徴で、手縫いの基本中のきほんです。子供のころに家庭科の授業で習った[…]
4．糸を替えてステッチをする
先ほど縫ったなみ縫いの、さらに5mm内側をステッチしていきます。
縫い始めは表布と裏布の間に針を刺し、玉結びを縫い目の間に引き込んで隠しましょう。
今回はステッチをするのに、ラメの入った糸を使用しました。光の具合でキラキラ光って、夏らしくてとってもかわいいですよー！
表布と同色の糸でもOKですが、ステッチがアクセントになるので、カラーを工夫してみてくださいね。
5．織り糸を引き抜いて、フリンジを作る
布の織り糸を引き抜いて、コースターの周囲をフリンジにしていきます。（表布・裏布同様に）
絡まりやすいので、1～2本ずつ丁寧に抜いていきましょう。
布端1cmで縫ったなみ縫いまで、しっかり織り糸を抜いていきます。
6．フリンジコースターの完成！
最後にアイロンをかけてシワを伸ばしたら、フリンジコースターの完成です！
フリンジのふさふさ感が、おしゃれにできました！
コースターはミシンなしでも簡単に作れる！
手縫いで、なみ縫いだけで作るコースターの作り方をご紹介しました。難しく複雑な工程は無いので、お裁縫初心者さんも簡単に手作りできると思います。
お家で使うだけじゃなく、子供の保育園で使うコースターにもオススメ！フリンジ付きでちょっぴりデザイン性があるので、オシャレ見えしますよー！
今回はミシンを使わないで、すべて手縫いで作ったので1時間くらいかかりました。ミシンなら15分くらいで作れると思いますよ！
