ここでは巾着両ひもタイプ（上履き入れ、体育館シューズ入れ、体操着入れ）と、巾着片ひもタイプ（お道具袋・おはしセット入れ）の計5点を作っていきます。
出来上がりサイズ
・上履き入れ 縦27㎝×横20㎝
・体育館シューズ入れ 縦27㎝×横20㎝
・体操着入れ 縦40㎝×横35㎝
・お道具袋 縦25㎝×横20㎝
・おはしセット入れ 縦28㎝×横15㎝
時間がない方におすすめ！入学セット7点①の作り方
裁ち方図（型紙・囲み製図）
- 表布：縦130cm×横110cm（※）
- ひも：適量
- アクリルテープ：適量
※「入学セット7点①」と「入学セット7点②」両方合わせた生地量です
Step．1
まずは巾着両ひもタイプ（上履き入れ、体育館シューズ入れ、体操着入れ）を作っていきます。
すべて作り方は同じです。
長方形の長いほうを縦に、短いほうを横にしておきます。
上下から5㎝、両サイド1㎝に線を引きます。
左右の上から5㎝の所に1㎝切り込みを入れます。
Step．2
切り込みから上の５㎝部分の左右を折り込みます。
ステッチをかけておきます。
Step．3
上1㎝を折ります。
Step．4
5㎝で引いたラインの所に合わせて折ります。
ステッチをかけます。
上下同じようにします。
もし生地に切り返しをつける場合は、（底から切り返しをつけたい長さ＋1㎝）×2の長さの生地を用意します。
底の真ん中の線に真ん中が合うようにおき、1㎝アイロンで折り込んで表生地の上に縫い付けておきます。
Step．5
中表になるように半分に折ります。
両サイド１㎝を縫います。
縫い代はジグザグミシンかロックミシンで処理します。
（体操着入れのみ）
8㎝にカットしたアクリルテープを半分にたたんで用意します。
両サイドを縫う時、真ん中で折った線に合わせてアクリルテープをわが内側にくるように置いて縫います。
Step．6
表に返して整えます。
ひもを右から入れたら右から出し、左から出したら左から出し、2本ひもを通します。
ひもの長さは５㎝ほど余分をだして結びます。
指定がある場合は指定の長さでカットしてください。
Step．7
（体操着入れのみ）
ひもを通すときにアクリルテープにも通して結んでください。
ランドセルの上から着用する場合はひもを長めにしてください。
Step．8
次に巾着両ひもタイプ巾着片ひもタイプ（お道具袋・おはしセット入れ）を作っていきます。
こちらも２つとも作り方は同じです。
お道具袋は31㎝が縦になるように、おはしセット入れは34㎝を縦にしておきます。
中表になるように半分に折ります。
上から5㎝、わになっていないサイドと下1㎝に線を引きます。
Step．9
上から5㎝の所に1㎝切り込みを入れます。
Step．10
一度真ん中から折った部分をひらきます。
切り込みから上の５㎝部分の左右を折り込みます。
ステッチをかけておきます。
Step．11
上1㎝を折ります。
5㎝で引いたラインの所に合わせて折ります。
ステッチをかけます。
Step．12
再度真ん中から折り、線を引いた1㎝の所をL字に縫います。
縫い代はジグザグミシンかロックミシンで処理します。
Step．13
表に返して整えます。
1本ひもを通します。
ひもの長さは５㎝ほど余分をだして結べば完成です。
（指定がある場合は指定の長さでカットしてください。）
お疲れ様でした。
作り方のポイント
生地はかたすぎると巾着にするとき、お子様の力が必要になりますので、普通生地がおすすめです。
また、学校や園によって指定があると思いますので、アレンジしてお作りください。
このアイテムを作ったきっかけ
入学セットって意外と作るものが多いですよね。
忙しい中でもパッと作れるように、工程を極力簡単に、まとめてみました。
もし、必要なものを用意し忘れていた！なんて時にもこの方法でしたらあっという間に出来ちゃいます。
この作品で使用した布
雨の多いメランコリックなロンドンの街並を、上空からみた構図で幾何学風に表現しました。 ビルが立ち並ぶ風景を連想させる近…
