1枚布でA4ファイルが入る裏地付きトートバッグの作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
- 表布:縦60cm×横8cm
- アクリルテープ:幅25㎜×長さ66cm(37+29)※
- Dカン:26㎜1個
※Dカンを入れないデザインにする場合は長さ33cmを2本
Step.1
四方の角を3cmの正方形で、横の辺の中心上下を図2の様に3cm×4cmでカットします。
Step.2
縦60cmを半分に折り、しっかり折り目の輪にアイロンを掛けます。
Step.3
厚紙に1cmの線を引いたものをガイドとして用意します。
布を開き、その厚紙をstep2で折り線を付けた谷の部分に合わせて1cmの山折をします。柄の向きは気にしなくて大丈夫です。
Step.4
布を開いて谷折のヶ所に印を付けます。
まず端から中心に21.5cm。
次に21.5cmの印から左右に6cm。
両側とも印を付けます。
Step.5
持ち手を付けます。
step4で付けた6cmの印が持ち手の内側に来るように置きます。谷折線から1㎜ほど引いて端から5㎜の所をしっかり縫い止めます。
Step.6
長い紐の方にはDカンを入れてください。
Dカンを入れないデザインにする場合は、紐の長さを33cm2本にして縫い止めて下さい。
紐がねじれていないか、この時点で確認してください。
Step.7
2本とも持ち手が付いたら谷折でまた折り、step3で作った山折の線が上に来るように折ります。裏から見るので谷折の線になり、その谷折の上をステッチします。
Step.8
ステッチしたら表に広げます。
ここで上下のある柄の場合は、柄の向きを確認をします。
持ち手で持った時に逆さまになる柄側がバッグの内側(裏)になります。裏側に7㎜以下で端ステッチをします。
Step.9
裏側にひっくり返し、持ち手同士が内側で重なる方向で半分に折ります。
図の位置にステッチをしますが、先ずはバッグの底になる2ヶ所をステッチします。
Step.10
底2ヶ所を1cmで縫い、縫い代をアイロンで割ります。
Step.11
次にバッグの脇になる側を1cmでステッチします。
step8で入れたステッチを目印にして、裏側の中心から底の方に返し口を作っておきます。中心の段差になるところは揃えて下さい。
Step.12
脇も縫い代を割ります。割りにくいので片方ずつ倒して割ります。
Step.13
バッグの角を4ヶ所作ります。割った縫い代同士が重なる角は、マチの中心を揃えて1cmで縫って下さい。
Step.14
表側の脇と裏側の脇が繋がってる角をそのままつまみ重ねます。重ねたら重ねたままstep13で縫ったステッチよりも外側にステッチします。今縫ったステッチが外側で、なるべくstep13のステッチに寄せます。
Step.15
返し口からゆっくり丁寧に返します。持ち手を先に出すと返しやすいです。
返したら角を物差しなどでキレイに出して下さい。返し口はコの字とじをします。
Step.16
バッグの口をアイロンで整えてから、持ち手の長さを揃えます。長い方が余る所にDカンを持ってきて、片側の本体にだけ紐を縫い付けます。
これはデザインなので、左右どちら側にDカンを持ってきても良いです。
Step.17
完成です
作り方のポイント
上下のある柄の場合は、step8で気を付けましょう。
このアイテムを作ったきっかけ
A4ファイルやバインダーを良く使うので、まとめて運べるトートバッグを作りました。
この作品で使用した布
観葉植物として身近に楽しむことのできるユーカリの葉。ドライフラワーとしても、魅力的な植物ですね。まあるい曲線を描いた優し…