金の葉とモノトーンのリボンを合わせて、大人っぽく仕上げました。ハンカチに刺したり、ツリーのオーナメントやブローチに仕立てたりするのがおすすめです!
コラムの最後にダウンロードできる図案がありますので、ぜひご活用ください。
【図案つき】ポインセチアの刺繍の作り方
- 布:1枚(見本は20ツイル)
- コスモ25番刺繍糸:100番(白)、245番(ワインレッド)、600番(黒)
- DMC25番刺繍糸:347番(赤)
- DMCディアマント:D3821番(金)
Step.1
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞります。
Step.2
刺繍枠をはめて布をピンと張った状態で刺繍を始めます。
特に指定がない箇所は2本どりで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.3
ポインセチアをサテンステッチで刺します。
真ん中に一本ステッチを入れ、それに沿って両側を埋めるように刺します。
Step.4
同様に5枚すべて刺します。
先端をとがらせるように心がけるときれいに仕上がります。
Step.5
糸を変える時は、裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
新しい糸にする時も、裏の糸を2回すくって糸を絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.6
外側も同様にサテンステッチで刺します。
奥を濃い色にすると奥行きが出て立体的になります。
Step.7
赤い実をサテンステッチで刺します。
真ん中に一本ステッチを入れ、上下を交互に埋めるように刺すときれいな円になります。
Step.8
同様にすべての実を刺します。
Step.9
アウトラインステッチとストレートステッチで枝を刺します。
金色は3本の糸が撚りになっているものをそのまま使用します。(ほつれやすいので30〜40cmにカットして刺すのがおすすめです。)
Step.10
リボンをサテンステッチで刺します。
Step.11
白い部分が刺せたら黒い部分も刺します。
奥のリボンも同様に刺してください。
Step.12
下のリボンも同様に、手前から奥の順番で刺します。
Step.13
黒い枝と葉をアウトラインステッチとストレートステッチで刺します。
Step.14
葉をサテンステッチで刺します。
まず頂点に一本ステッチを入れ、それに沿って片側ずつ刺します。斜めの角度を保って刺繍するときれいです。
Step.15
葉の片側が刺せたら、もう一方も刺します。
外側の線から針を出し、葉の真ん中の線上にある穴と同じ穴に刺すと、葉脈がきれいに出ます。
同様にすべての葉を刺してください。
Step.16
最後にポインセチアの真ん中に、フレンチノットステッチ(2回巻き)を6個入れて刺繍の完成です。
Step.17
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるだけで簡単に消えます。(クロバーの「水で消える チャコペーパー チャコピー 片面 クリアータイプ」を使用しています。製品によってはこすり洗いをしないと消えにくいものもあります。)
Step.18
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると、刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。布を軽く引っ張りながらアイロンをかけて、シワがとれたら完成です!
作り方のポイント
特に難しいステッチはありません。リボンの色を変えるとガラリと雰囲気が変わるので、お好きにアレンジしてみてくださいね。
このアイテムを作ったきっかけ
クリスマスのお花と言えばポインセチア!大人っぽいアレンジの刺繍をしたくて考えました。
図案のダウンロードはこちら>>
※A4で印刷してご利用ください