サンタクロースにはフエルトを使い立体感を出してみました。
紙刺繍で作るクリスマスカードの作り方
- 5ミリ方眼紙:1枚
- 画用紙(見本は無印良品の色画用紙、紺色を使用)
- 刺繍糸(見本はコスモ25番刺繍糸100番、にしきいと22番を使用)
- フエルト(赤、白、薄橙色)
Step.1
図案を方眼紙に描きます。(画像参照)
フエルトの型紙用にもうひとつ頭、顔、ヒゲの3パーツに分けてサンタクロースの図案を描き、切りとっておきます。
Step.2
サンタクロースのパーツを切り抜きます。
フエルトに型紙をセロテープで貼り、セロテープの上から切り抜くと型紙通りに切る事ができます。
このとき布ハサミを使うとセロテープで刃が傷んでしまうので、工作用のハサミを使うようにします。
Step.3
パーツを切り抜いたら、試しに重ねてみてはみ出ている部分があれば整えておきます。
整え終わったらパーツの裏に両面テープを貼っておきます。
Step.4
図案を中心にして方眼紙を8.5×12センチにカットします。
同じ大きさに色画用紙も切り抜いておきます。
Step.5
方眼紙と色画用紙を重ね、カッティングマットやいらない雑誌の上で針や目打ち、カルコ等で穴を開けていきます。
穴を開ける部分は線の先端部分となります。(画像の赤点参照)
Step.6
穴を全部開け終わったら刺繍をしていきます。
見本の文字部分はコスモ25番刺繍糸100番を2本取り(1本は6本の細い糸で撚り合わせてあるので、そこから2本抜き出して使います。)30〜40センチにカットして使うと絡まりにくくなります。
玉結びで始め、バックステッチで刺していきます。
図案を確認しながら刺すと、どの穴に刺すか分かりやすくなります。
糸はきつく引くと紙が曲がってしまうので、弛みがないくらいにし、玉留めで刺し終わります。
Step.7
見本のツリーはコスモの「にしきいと」という金糸の22番を使用しています。
撚り合わせてある糸をそのまま1本使用しました。25番刺繍糸に比べると固い糸なので、細かく刺す図案よりツリーのように大きめの図案に向いています。
玉結びで始め、ストレートステッチで刺していきます。
ツリーの一番上はフレンチノットステッチ2回巻きにし、玉留めで刺し終わります。
Step.8
両面テープを剥がし、フエルトのパーツを組み立てます。
画用紙の穴をガイドにして貼り付けて完成です。
Step.9
裏面はこのようになります。
刺し後が気になる場合は、両面テープでポストカードに貼り付けて利用するといいでしょう。
作り方のポイント
穴は大きく開けすぎると隙間が空いてしまうので、小さな穴が空けば大丈夫です。
フエルトはセロテープを使って切ると型紙通りに切りやすいでしょう。
このアイテムを作ったきっかけ
紙刺繍とフエルトで大人可愛いクリスマスカードを作りたくて考えてみました。
ポストカードに貼って使える大きさで作っているので、クリスマスプレゼントに添えるカードとして使ってみてくださいね。