より本格的な雰囲気を出すため、#30番の太い糸をステッチに使っています。
ペットボトルや水筒、お財布など、必要なものが入るサイズ感なので、毎日のお出かけやお散歩のお供にぜひ作ってみてくださいね。
おそろいで、いちごのチャーム型ポーチの作り方もご紹介していますので、あわせて参考になさって下さい。
帆布で作るトートバッグの作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
- 本体布:縦36cm×横35cm×2枚
- 持ち手:縦35cm×横5cm×4枚
- 厚地用ミシン針
- #60のミシン糸
- #30のミシン糸
Step.1
寸法にあわせて布を裁断します。
Step.2
本体布の両脇と、下辺にロックミシンをかけます。
Step.3
帆布を使いますので、厚地用のミシン針を使い縫っていきます。
中表に合わせて脇と下辺を1.5cmの縫い代で縫い、縫い代をアイロンで割ります。
Step.4
まちを縫います。
脇と下辺の縫い目を合わせて角が三角になるようにします。
縫い目から左右に1.5cmずつになるところに印を付け、縫います。
Step.5
表に返すとまちの部分はこのようになります。
Step.6
上端を1cmと4cmの三つ折りにし、アイロンをかけます。
Step.7
持ち手を中表に合わせ、真ん中を5cm程残して0.5cmの縫い代で縫います。
同様にもう1本も縫います。
Step.8
角の縫い代を縫い目から0.1cm離れたところで切り落とします。
Step.9
縫い代をアイロンで割り、表に返します。
布が固いので目打ちなどを使って引き出していきましょう。
表に返せたら、縫い残した部分もきれいにアイロンで縫い代を折っておきます。
Step.10
#30番の糸に替え、ミシンのピッチ幅を3くらいに大きめにします。(通常は2.1~2.2程度)
端から0.2cmのところに1周ステッチをかけます。
縫い始めと縫い終わりは3cm程重ね縫いをしておきましょう。
(糸はそのままでもOKですが、太い糸でステッチをすることで、本格的な雰囲気になります!)
Step.11
本体の三つ折り部分にも、折り山から0.2cmのところに#30番の糸でステッチをかけます。
縫い始めと縫い終わりは重ね縫いしておきます。
Step.12
本体に持ち手を置き、縫い合わせます。
四角く縫っていきますが、このとき上は本体の上端から0.2cmのところを、横と下は持ち手にあらかじめかけておいたステッチに重ねて縫います。
縫い始めと縫い終わりは重ね縫いしておきます。
Step.13
仕上げアイロンをかけて完成です!
作り方のポイント
帆布は厚地の布なので、布が重なる部分はとても固くなりますので、厚地用のミシン針を使いましょう。
馬力の少ないミシンをお使いの方は、特に厚くなる持ち手の角を縫う時は、針が折れてしまわないよう、はずみ車を手で回して1針ずつ様子を見ながら進みましょう。
nuno coto fabricさんで選べる帆布は11号程度の厚みなので、少し薄手の帆布で扱いやすいですよ。
このアイテムを作ったきっかけ
小さめのバッグを見つけると、心惹かれてつい手にとってしまいます。
そんなバッグ好きな方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。
せっかくなら、お気に入りの布で作ってみようと思い、製作しました。
この作品で使用した布
イラストレーター、てぃーさんの独特のタッチが映えるテキスタイルデザインです。 いちごという小さくてかわいいもの、のイメー…
↓↓同じ生地で作る、こちらのコラムもおすすめです!