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この図案、実は刺繍糸の組み合わせを変えることで様々な花を表現できます。黄色いキンポウゲ、白やピンクの野薔薇、水色のオオイヌノフグリ。
生地と刺繍糸、また花芯のスワロフスキーの色味を変えてたくさんの小花を咲かせてみてください。
プレゼントにもお勧めです。
《図案あり》キンポウゲの刺繍ヘアゴムの作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
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- 薄手〜中厚の生地:リネンやオックス、細コールや薄手のウール。布端のほつれ難いものがお勧めです。お手持ちの刺繍枠がすっぽり収まるサイズあれば十分です。
- 刺繍枠:あまり大きな刺繍枠よりも小ぶりなもの、8cm〜12cmの間の大きさの枠が使いやすいです。
- 写し絵の紙またはピーシングペーパー:刺繍デザインの概略を取ったあと、ビリビリと破れる薄手の紙。ピーシングペーパーは手芸店に、映し絵の紙はseriaや DAISOにあります。
- スワロフスキー:4㎜程度のもの。今回はパーツクラブの4つ通し穴のスワロフスキーを使っていますが、類似のものでも可。
- 包みボタン:今回はDAISOの27㎜包みボタンを使っています。初めて作る方は必ず製作キット付きのものを購入してください。製作キットを持っている方は補充用でOKです。※メーカーによって包み方が違う場合があります。
- ヘアゴム:今回はseriaの17㎝リングゴムを使っています。
Step.1
包みボタンについてあるキットの型紙を参考に刺繍可能な範囲を鉛筆などで印付けします。
(2cm程度のこの図案であれば完全に入ります)
うつし絵の紙またはピーシングペーパーに図案を転写し、完成位置を気にしながら図案を生地にまち針で留めておきます。
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Step.2
2本どりの刺繍糸で花びらを刺繍します。
はじめはピーシングペーパーを固定するために各花びら3本ずつのガイド線で縫いとめていきます。
下の図の①〜⑤の順に(対角線上の花びらを放射線状に固定するように)進めていくと扱い易いです。
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Step.3
手順2でガイド線を入れた花びらを2本どりのサテンステッチで埋めていきます。
埋める時も放射線状に。
この手順ではあまり神経質にならず、ざっくりと埋まればOKです。
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Step.4
ざっと図案の概略がとれたらピーシングペーパーを破り、取り除きます。
この時、糸を引っ掛けて傷めないように目打ちや細い針先で丁寧に取り除いてください。
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Step.5
ピーシングペーパーを取り除いた後、隙間が出来ている箇所を再び綺麗に埋めましょう。
花びらの形を整える気持ちで全体のバランスを見ながら進めてください。
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Step.6
緑色でガクを刺繍しましょう。お好みもありますが、2本どりのストレートステッチ2-3回で丁度良いボリュームになります。
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Step.7
花芯にスワロフスキーを縫い止めます。
今回はパーツクラブの4㎜の四つ穴スワロフスキーを使いましたが、4ミリ程のパールで代用したりビーズ埋めてみても可愛らしいでしょう。
作品の仕上がりを華やかにするには、少しボリュームのあるキラキラとした素材を使うことをお勧めします。
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Step.8
包みボタンに仕立てていきます。
手順1で型紙からとった印の通りカットします。
カットした生地を製作キットの打ち具台の中にはめ込みます。
DAISOの製作キットは打ち具台が透明なので、裏返すと刺繍が良い位置にきているかを確認しやすいです。
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Step.9
下から順に 打ち具台→生地→包みボタンのパーツA の順にのせます。布端を内側に織り込んだ上に包みボタンのパーツBをのせ、製作キットの打ち具でしっかり押し込みます。
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Step.10
ヘアゴムに仕立てます。
包みボタンのパーツBの金具に写真のようにヘアゴムを差し込み、その輪っかの中にゴムを潜らせます。
引っ張って形を整えたら完成です。
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Step.11
ヘアゴムとして使っても可愛いですが、手順9の包みボタンに仕立てたままコートやカーディガンのボタンとして使って頂いても素敵です。
生地の色、花びらの色、花芯の色…ちょっと変えるだけで様々なニュアンスを楽しめる作品です。
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作り方のポイント
あまり薄すぎる生地だと作品映えしませんし、厚すぎる生地だと包みボタンにはまりません。
リネン、オックス、ツイル、細コールなど少し張り感のある薄手〜中厚の生地を選びましょう。
生地選びに困ったら包みボタンにはまりそうか店員さんに聞くと良いかと思います。
このアイテムを作ったきっかけ
刺繍は好きだけれど何に仕立てれば良いか分からない、大きな作品は大変なので小さな刺繍からチャレンジしたい…そんな方は多いのではないでしょうか。
そんな方にお勧めな包みボタンの作り方をご紹介します。
単純なデザインで失敗の少ない図案なので、刺繍初心者さんにもお勧め。
小さくて可愛らしいのでプレゼントに使っても喜ばれます。
中心にスワロフスキーを使って華やかに仕上げるのがポイントです。