大人用のマスクがピッタリ入るサイズで作りました。
玄関にマスクを置いているご家庭でも、かわいく保管することができます。
またお子さんの小さなお人形などを収納すると、遊ぶ時におうちとして遊べますよ。
無料型紙をご用意しています。(コラムの最後にダウンロードURLがございます)
ぜひ作ってみてくださいね。
マスクやおもちゃの保管にも。おうち型の収納BOXの作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
- 表布(ツイル):縦40cm×横80cm
- 裏布(キルティング):縦40cm×横80cm
- 縫い付けタイプのマグネットホック:1セット
Step.1
まずは、おうち本体の型紙を作りましょう。
おうち本体の型紙を4枚印刷して、線に合わせてカットします。
カットA同士とB同士をそれぞれ貼り合わせ、写真の様な形にします。
(4枚中2枚は裏返して貼り合わせます。)
☆カットする際に、片方はのりしろを残してカットすると貼り合わせやすくなります。
Step.2
屋根の型紙は2枚印刷して、C同士を貼り合わせます。
Step.3
型紙に合わせて、表布と裏布をカットします。
型紙記載の↔印が縦方向になります。
〈柄に向きのある生地の場合〉
屋根だけ柄の向きに注意して、型紙に記載のある向きでカットするようにしてください。
※表布が薄い場合やカッチリしたおうちに仕上げたい場合は、お好みで表布に接着芯を貼ってください。
Step.4
おうち本体から縫っていきます。
表布を中表になるように☆同士を合わせ、縫い代1cmで縫い合わせます。
Step.5
合計4辺縫い合わせると、箱のような形になります。
Step.6
角に少し切り込みを入れて、縫い代を割っておきます。
Step.7
裏布も表布同様に箱型に縫い、縫い代を割ります。
Step.8
表布と裏布を中表で合わせて、写真の1辺を返し口として残し、残りを縫い代1cmで縫い合わせます。
返し口側は背面になるので、柄に向きがある生地の場合は注意してくださいね。
Step.9
角に切り込みを入れ、縫い代を割っておきます。
返し口の辺も縫い代1cm分開き、アイロンをかけておいてください。
Step.10
返し口から表に返して、角を目打ち等で出したら、返し口以外にコバステッチをかけます。
Step.11
側面の四角をつまみ、縫い代0.2cmほどで縫います。
端が分厚いので、あれば厚手用のミシン針がおすすめです。
ここを縫うことで角がピシッとします。
Step.12
底の4辺も同じく縫います。
Step.13
次に屋根を作りましょう。
表布と裏布を中表で合わせて、写真の1辺を返し口として残し、縫い代1cmで縫い合わせます。
Step.14
角をカットして、縫い代を割ります。
Step.15
返し口から表に返し、目打ち等で角を出してから、返し口を除いてコバステッチをかけます。
Step.16
写真の箇所で折り、縫い代0.5cmで縫います。
※測る場所は、返し口からでは無く、飛び出している角から測って7.5cmの位置になりますので、注意してください。
Step.17
先程の縫い目から、さらに7.5cmの箇所を折り、縫い代0.5cmで縫います。
Step.18
おうち本体の返し口に、屋根の返し口を根本まで差し込み、縫い付けます。
縫う前にしつけ縫いをすると綺麗に仕上がります。
Step.19
おうち本体と屋根に、手縫いで縫い付けタイプのマグネットホックを縫い付けます。
縫った糸が反対側に響かないように処理します。
Step.20
完成です!
大人用のマスクもピッタリ入りました。
メーカーによっては箱ごと入る場合もあるので、便利に活用してくださいね!
作り方のポイント
今回マグネットホックを使用しましたが、お好みでマジックテープやプラスナップでも良いと思います。
逆に何もつけなくてもフタとしては機能しますので、お好みで変更してみてくださいね。
今回は少し柔らかめに仕上がりました。
もっとピシッと仕上げたい場合は、おうち本体の表布のみ接着芯を貼ると良いと思います。
おうち本体に窓や扉などを縫い付けると、物語性が出てきて、もっとかわいくなりますね。
また、お子さんのシルバニア等の小さなお人形など収納すると、遊ぶ時にお人形のおうちとしても遊べますよ。
このアイテムを作ったきっかけ
まだまだマスクが欠かせない毎日。
我が家では玄関にマスクの箱を置いているのですが、なんだか殺風景に感じたので、マスクを収納する箱を作ろうと思いました。
おうち形にすれば、マスク入れに限らず、おもちゃとして子供も使えるかなと思い考えてみました。
この作品で使用した布
大槻優美さんが描く、生き生きと力強く咲くチューリップの花たち。あえてニュートラルに抑えた配色が絶妙で、ワンピースやシャツ…