100均でも買える「手ぬぐい」で作るエコバッグシリーズ第2弾!
マチと持ち手が付いた、シンプルなバッグの作り方を紹介します。
持ち手がカバン本体と一体型になっているので、たたんでもかさばらず、持ち運びに優れたデザインです。
すっかり生活必需品となったエコバッグ。エコバッグを手作りしてみたいけど、布選んだり、形を考えたり、なんだかんだと「ん~?」となっている方へ!エコバッグは手ぬぐいで簡単に作れちゃうんです!今回は100均でも買える「手[…]
手ぬぐいで作れる「マチ付き&持ち手一体型エコバッグ」の作り方
- てぬぐい1枚
- 針と糸(手縫いでも作れます)
1.手ぬぐいを裁断する
手ぬぐいを横向きに置き、真ん中でカットして2等分にします。
さらに、上から7cmの幅のところでカット。この部分が持ち手になります。
本体用布2枚・持ち手用布2枚になりました。
2.持ち手を4つ折りにする
まず持ち手用布を横半分に折り、アイロンをかけます。
いったん布を開いて、中心に向かってさらに折り、アイロンをかけます。
もう一度開いて、中心から7cmの位置にしるしをつけておきましょう。
3.本体布と持ち手布を中表に合わせて縫う
本体用の布と、持ち手用の布を中表に重ね合わせます。
中表とは、布の表面同士を重ねることをいいます。
2でつけた印から外側に向かって、布端まで縫います。(まんなか14cmはあいてますよ~)
4.持ち手部分が外表になるように、たたみなおす
持ち手をくるっと返し、外表にします。真ん中はあいています。
いったんひっくり返します。
持ち手布の布端が、中に入るように三つ折りしてたたみます。
5.持ち手にステッチをかける
持ち手部分と本体上部に、ステッチを合計4本かけます。
真ん中の開いた部分も縫いますよ。
あき口の両端をミシンで何度か往復縫いし、「かんぬき止め」しておくと良いでしょう。
6.本体の脇を縫う(袋縫い)
外表に重ねて、両脇をぬいしろ5mmで縫います。
裏返して両脇の縫いしろ部分にアイロンをかけたら、今度は両脇を、ぬいしろ7mmで縫います。
最初に縫った5mmの縫いしろがうまく隠れるように(ほつれた布端が出てこないように)、7mm幅の縫いしろで上から縫いましょう。
いったん外表で縫っておき、裏返して(中表にして)最初より大きな縫いでもう一度縫うことで、ぬいしろを内側に入れることができます。この縫い方を「袋縫い」といいます。
7.マチをつくる
内側に8cm折りたたみます。縫う前にアイロンをかけて、落ち着かせておきましょう。
底をぬいしろ5mmで縫います。
布端がそろっていないときは切りそろえてから縫うと、きれいに縫えますよ!
バッグの底部分は、あらかじめ3つ折りされた手ぬぐいの端を活用するので、布橋の処理(袋縫い)は必要ありません。
8.持ち手の端にステッチをかける
持ち手の両端部分に、ステッチをかけます。
ここを縫うことでエコバッグの形が整いやすいので、4か所にそれぞれステッチを入れておきましょう。
9.完成!
安心のマチがあるのに、持ち手一体型なので見た目はすっきりです。
たたむと、とてもコンパクトになって持ち歩きにピッタリ!!!
手ぬぐい1枚で作るマチ付きエコバッグのポイント
とっても簡単に手作りできる、マチ付きの手ぬぐいエコバッグを紹介しました。
仕上がりをぐっときれいにするコツは、ステッチの部分!
持ち手の両端にステッチを入れることで、バッグのフォルムがくっきりとでて、かわいい四角い箱型に。
なお、このマチ付き持ち手一体型エコバッグは、持ち手部分の強度はそんなに強くありません。
お弁当袋やちょっとした買い物など、軽い荷物を入れるときに使ってくださいね。