【棒針編み】メリヤス編みの編み方と初心者によくある失敗

メリヤス編み

このコラムでは、棒針の基本となる「表編み」と「裏編み」だけでできたメリヤス編みを紹介します。

ほとんどの編み方は「表編み」と「裏編み」の応用です。しっかり覚えて、編み物の世界を広げてくださいね!

表編みと裏編みだけでできる!メリヤス編みのやり方

① まず作り目を作ります。

作り目写真。

② 針を持ち替えて、表目を編みます。

今回は作り目の次の段を、「表目」で編みましたが、実際に編むときは編み図にしたがってくださいね。作り目の次の段を、「裏目」で編むような指示でしたら、その通りに編んでください。

③ 左手に毛糸玉側の毛糸をかけ、右手に持った棒針を糸の手前から入れます。

メリヤス編みの編み始め写真。

④ 左手の人差し指にかかっている毛糸を矢印のよう棒針にかけ、手前に引き出します。

メリヤス編み、表目の写真。

かけた糸を引き出して左手の棒針を目から外します。ひと目の出来上がりです。

メリヤス編み、表目の写真。

⑤ 作り目の最後まで同じ作業を繰り返します。

メリヤス編み、表目の写真。

⑥表目が編み終わりました。

メリヤス編み、表目の1段目出来上がり。

⑦ 針を持ちかえ、裏目を編んでいきます。

毛糸玉側の毛糸を手前にし、右手の棒針を向こう側から手前に入れます。

メリヤス編み、裏目編み始め。

⑧矢印のように糸をかけます。

メリヤス編み、裏目の説明写真。

⑨ かけた糸を向こう側へ押し出すように引き出します。

メリヤス編み、裏目の説明写真。
メリヤス編み、裏目の説明写真。糸を引き出すところ。

左手の棒針を外します。裏目がひと目できました。

メリヤス編み、裏目がひと目編めました。

⑩ 段の終わりまで同じ作業を繰り返します。

メリヤス編み、裏目説明写真。

裏編みが一段編めました。(写真は針を持ちかえ、表地から見たところです。)

メリヤス編み2段目が編めたところ。

さらに、表編み、裏編みを一段ごとに繰り返しましょう。

メリヤス編みの表面写真。
メリヤス編みの表側(表編みが続いているのが見えますね)
メリヤス編みの裏面写真。
メリヤス編みの裏側(裏編みが続いています)
右ききの場合、編む方向は、段の右から左、編み地の下から上へ編み進みます。2本の棒針を使って編むときは、一段終わるごとに左手の棒針を持ち替えて、表と裏を交互に見ながら編みます。

メリヤス編みとは?編み方の特徴

メリヤス編みは、棒針編みのなかで一番使われる基本の編み方です。

2本ばりの棒針を使ってメリヤス編みを編む場合、1段ごとに表編みと裏編みを繰り返しながら編みます。

なお4本ばりや輪ばりを使って編む場合、常に表を見ながら編んでいくため、編み地を裏に返す必要がありません。

そのため、表目だけを編むとメリヤス編みが出来上がります。

なおメリアス編みの編み地は、端が裏側へ丸まりやすい特徴があります。

メリヤス編みの記号(編み図)

メリヤス編みの編み図(記号図)

メリヤス編みは、表目[|]と裏目[-]を1段ごとに交互に編みます。

ただ編み図(記号図)は、常に表から見た目が書かれているので、表目が並んでいます。

実際には、↓こちらのように編みます。

ガーター編みの編み図

メリヤス編みをきれいに編むコツ

編み目がそろわない時

編み目が揃わないのは、ちょっとした手加減のせいかもしれません。左右の手加減を一定にして編むのが理想的です。

左手の糸の引き具合が緩んで目が大きくなってしまったり、反対に糸を強く握りすぎて目が小さくなっていないか、チェックしてみるとよいでしょう。

また、棒針の先端の細い部分だけで編んでいると目がキツくなります。きちんと棒針の太くなっている部分まで糸を入れるとよいと思います。

とはいえ、はじめは目が揃っていなくてもあまり気にしすぎず、どんどん編む方が大切な気がします。

編み上がった後に水通ししたり、スチームアチロンを優しくかけてあげると、目が揃います。心配しすぎないでくださいね!

端がくるくる丸まる

端がくるくる丸まってしまうのは、気にすることはありません!メリヤス編みの特性だからです。

セーターなどで前見頃と後ろ身頃を綴じるとき、丸まってしまうと「とじはぎ」しづらいですね。スチームアイロンをかけて丸まった生地を広げてあげれば、端目もわかりやすくなり作業しやすくなります。

編み地の端が緩んでしまう

編み地の端が緩んでしまって、編み地がだらっと見えてしまう場合は、両端の目を編むときにキュッと引き直すときれいに整います。

主に段を編み始めるとき、矢印のようにキュッと糸をひきしめます。

裏目を編み始める時も同様に糸を手前にキュッとひきしめます。

コットンなどのツルツルしたテクスチャーの毛糸は糸がすべりやすいため、端が緩みやすくなります。気をつけましょう。

編み物初心者さんは要注意!メリヤス編みでよくある失敗

メリヤス編みが正しく編めているか、もう一度おさらいしてみましょう。

初心者の方は特に、きちんと目が読めるようになると間違いにも早く気がつきます。

メリヤス編みでよくあり間違いの説明。ひと目反対向きになっている。

こちらの画像の、棒針にかかっている目の、輪(ループ)の向きに注目しましょう。

一か所だけ、目の向きが間違っているところがあります。

全体的にみるとわかりにくいかもしれませんが、実際に編み進めると目の向きが反対になっているので、「あっ!」と間違いに気がつきます。

メリヤス編みの間違えやすい解説図。

針にかかっている輪(ループ)の向きが変わってしまう原因は、糸のかけ方が間違っているから。

誤って針から目を落としてしまい、毛糸をすくうときなど、棒針を輪の反対方向から入れてしまうと糸のかけ方を間違えてしまいます。気をつけましょう。

メリヤス編みの目がねじれる?ねじり目に注意!

また、表編みが「ねじり目」になっていないか?チェックしてみましょう。

棒針で糸をすくうときに、右の棒針を手前からではなく向こう側から入れてしまうと、「ねじり目」になってしまいます。

編み物は棒針が2本と毛糸だけで生地が編めてしまうというシンプルさが魅力。

それゆえに、ちょっと針の向きを入れ間違えたり、毛糸の向きが違っていると、全く別の編み方になってしまいます。

意図して編むなら良いですが、気がつかずに編み進めてしまうと…悲しい結果に。

どこを間違えたか早めに気付いて、編み直しも最小限に抑えたいですね。

まとめ

「メリヤス編み」は編み物の基本です。

はじめは編み目や棒針を入れる方向に注意して編んでみてくださいね。

編み目をきちんと読めるようになったら自信が持てますよ〜。

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