小さな子供がレインポンチョをすっぽり被った姿ってとても可愛らしいですよね!
雫のように見える柄の布を使えば雨の日の雰囲気が出ます。
コラムの最後にダウンロードできる刺繡図案がありますので、ぜひ刺してみください。
【図案付き】レインポンチョの子供の刺繍の作り方
- 布:1枚 (見本の素材はオックス)
- コスモ25番刺繍糸:298番(黄)、341番(薄だいだい)、372番(水色)
- DMC25番刺繍糸:840番(茶)
Step.1
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞります。
Step.2
刺繍枠をはめて布をピンと張った状態で刺繍を始めます。
すべて2本どりで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.3
顔をサテンステッチで刺します。
まず真ん中に1本ステッチを入れ、それに沿って上下を埋めていきます。
Step.4
糸を変えます。裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
新しい糸も、裏の糸を2回すくって絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.5
前髪をサテンステッチで刺します。
左右を交互に刺すとバランスを取りやすいです。
Step.6
フードをサテンステッチで刺します。
頭の上あたりから刺し始め、平行を保ちながら埋めてください。
Step.7
水玉柄の丸をサテンステッチで刺します。
真ん中に入れたステッチに沿って、上下を交互に埋めるように刺すとバランスを取りやすいです。
Step.8
すべての水玉柄を刺してください。
Step.9
水玉柄を避けながらレインポンチョをサテンステッチで刺します。
ステッチの幅が1cmを超えるところはロング&ショートステッチで刺してください。
Step.10
紐をレゼーデージーステッチとストレートステッチで刺します。
Step.11
長靴をサテンステッチで刺します。手前の足から刺してください。
長靴が刺せたら刺繍の完成です!
Step.12
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるだけで簡単に消えます。(クロバーの「水で消える チャコペーパー チャコピー 片面 クリアータイプ」を使用しています。製品によってはこすり洗いをしないと消えにくいものもあります。)
Step.13
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると、刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。
布を軽く引っ張りながらアイロンをかけ、しわが取れたら完成です!
Step.14
いろいろな色の飾り枠が売っているので、刺繍枠に入れて飾っても可愛いです。
作り方のポイント
難しいステッチは特にありません。
フードの先がとんがりすぎないように気を付けると可愛くなります。
お子様のレインコートの柄にアレンジしても楽しいですね!
このアイテムを作ったきっかけ
レインポンチョをフードまですっぽり被った娘たちの姿が可愛かったので、雨の日の思い出を刺繍で残したくて作りました。
この作品で使用した布
サンキャッチャーのキラキラとした煌めき、虹の光をデザインしました。 雫のようなフォルムと柔らかな色のグラデーションは、さ…
図案のダウンロードはこちら>>
※A4で印刷してご利用ください