長寿と健康の象徴でもあるので、敬老の日のギフトにも!
コラムの最後にダウンロードできる刺繍図案がありますので、ぜひ楽しんでくださいね。
【図案付き】敬老の日にも!フクロウの刺繍の作り方
- 布:1枚 (見本はnunocoto fabricの「leaf(ハロウィン・オレンジ)」素材はオックス)
- コスモ25番刺繍糸:100番(白)、600番(黒)
- DMC25番刺繍糸:436番(キャメル)、801番(濃茶)、841番(薄茶)
Step.1
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞります。
Step.2
刺繍枠をはめて布をピンと張った状態で刺繍を始めます。
今回は1本取りで始めますので、刺繍糸の束から1本引き抜いて針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.3
目を1本取りのサテンステッチで刺します。
真ん中に横向きのステッチを入れ、上下を交互に埋めるように刺すとバランスが取りやすいです。
Step.4
糸を変えます。(次も1本取り)
裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
新しい糸にする時も、裏の糸を2回すくって糸を絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.5
白目を1本取りのサテンステッチで刺します。
Step.6
目の光を1本取りの小さなストレートステッチで入れます。
Step.7
ここから2本取りなので、刺繍糸の束から2本引き抜いて針穴に通してください。
くちばしをサテンステッチで刺します。
真ん中に1本ステッチを入れ、左右を埋めるように刺してください。
Step.8
羽をサテンステッチで刺します。
斜めの向きにすると端の方が刺しやすいです。
Step.9
反対の羽もサテンステッチで刺します。
斜めのステッチの向きが左右対称になるようにしてください。
Step.10
お腹をサテンステッチで刺します。
曲線になっている端から刺すのは難しいので、少し内側から刺し始めてください。
Step.11
目の周りを縦向きのサテンステッチで刺します。
Step.12
頭の模様をサテンステッチで刺し、目の上にストレートステッチを2本ずつ入れます。
Step.13
お腹の模様をストレートステッチで刺します。
Step.14
顔をサテンステッチで刺します。
耳に見える羽角と呼ばれる部分も途中で刺しながら進めてください。
Step.15
羽の模様をストレートステッチで刺します。
Step.16
枝をアウトラインステッチで、葉をサテンステッチで刺します。
葉は、まず真ん中に1本ステッチを入れ、左右を埋めるように刺してください。
Step.17
足をストレートステッチで刺します。
Step.18
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるだけで簡単に消えます。(クロバーの「水で消える チャコペーパー チャコピー 片面 クリアータイプ」を使用しています。製品によってはこすり洗いをしないと消えにくいものもあります。)
Step.19
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると、刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。布を軽く引っ張りながらアイロンをかけて、しわがとれたら完成です!
作り方のポイント
特に難しいステッチはありません。愛らしい表情をチクチク楽しんでくださいね!
このアイテムを作ったきっかけ
2022年の敬老の日は9月19日。ハンカチかポーチに刺繍してギフトに添えようと思って考えました。
この作品で使用した布
繊細な葉っぱが並んだテキスタイル。 細い線で描かれたデザインは、まるで本当の葉のように美しい。…
図案のダウンロードはこちら>>
※A4で印刷してご利用ください