耳当てとマフラーで、ポカポカと温かい気分になれますよ!水玉柄の布に刺せば、雪景色になってぴったりです。
コラムの最後にダウンロードできる刺繍図案がありますので、ぜひチクチク楽しんでくださいね。
【図案付き】雪だるまの刺繍の作り方
- 布:1枚
- コスモ25番刺繍糸:100番(白)、155番(グレー)、345番(赤)
Step.1
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞります。
Step.2
刺繍枠をはめて布をピンと張ります。
特に指定がない箇所は2本どりで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.3
マフラーをサテンステッチで刺します。
端から平行に刺していきます。
Step.4
続けて、首に巻かれているマフラー、奥に垂れているマフラーの順に、サテンステッチで刺します。
Step.5
糸を変えます。裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
次のステッチは1本どりです。刺繍糸の束から1本だけ引き抜いて針に通し、裏の糸を2回すくって絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.6
マフラーのチェック模様を1本どりのストレートステッチで刺します。
同じ向きを刺してから、逆の向きを刺してください。
Step.7
他のマフラーの部分のチェック模様も同様に刺します。
Step.8
鼻をサテンステッチで刺します。
真ん中に1本ステッチを入れ、両側を埋めるように刺してください。
Step.9
耳当てをサテンステッチで刺します。
真ん中に1本ステッチを入れ、上下を交互に埋めるように刺すときれいな丸になります。
ここでは向かって右の耳当てだけ刺し、左はまだ刺さないでおいてください。
Step.10
雪だるまの顔をサテンステッチで刺します。
真ん中から始めると刺しやすいです。
Step.11
雪だるまの体をサテンステッチで刺します。
ステッチの長さが1cmを超える箇所はロング&ショートステッチで刺してください。
Step.12
マフラーのフリンジをストレートステッチで刺します。
Step.13
雪だるまの手(枝)をストレートステッチで刺します。
Step.14
向かって左の耳当てをサテンステッチで刺します。
Step.15
耳当てを繋ぐ部分をチェーンステッチで刺します。
Step.16
雪だるまの目を1本どりのフレンチノットステッチ(1回巻き)で刺し、口をアウトラインステッチで刺します。
Step.17
ボタンをフレンチノットステッチ(3回巻き)で刺したら刺繍の完成です。
Step.18
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるだけで簡単に消えます。(クロバーの「水で消える チャコペーパー チャコピー 片面 クリアータイプ」を使用しています。製品によってはこすり洗いをしないと消えにくいものもあります。)
Step.19
アイロンをかけます。
目のフレンチノットステッチがアイロンで潰れてしまうと表情が変わってしまうので、周りの布だけにアイロンをかけて、しわが取れたら完成です!
作り方のポイント
特に難しいステッチはありません。
雪だるまの表情を決める目と口は特に丁寧に刺してみてください。
このアイテムを作ったきっかけ
雪の季節にぴったりの刺繍をしたくて考えました。耳当てやマフラーの色柄をアレンジしても楽しめます。
図案のダウンロードはこちら>>
※A4で印刷してご利用ください