浴衣や甚兵衛にあわせて、夏祭りに持つと目を惹きそうな作品です。
【図案あり】花火の紙刺繍うちわの作り方
裁ち方図(型紙・囲み製図)
- うちわキット(ここではseriaの小さなサイズのうちわを使いました)
- 色画用紙
- トレーシングペーパー
- 鉛筆(2B以上のもの)
- 刺繍糸
- お好みのカラーペン
Step.1
うちわ製作キット(今回はseriaの小さなサイズのキットを使いました)の中身を確認しましょう。
うちわの骨組み、裏表になるシール2枚です。
シールをそのまま使うのは味気ないし、刺繍するにはシール素材では不都合。なので、表側の1枚に色画用紙を貼ることにします。
Step.2
表面のシールを色画用紙に貼り付けて縁をカットします。シールの厚みで多少厚くなった方が、刺繍はしやすいです。
和のテイストの色画用紙を使うと大人っぽく素敵に仕上がりますよ♪
Step.3
図案を参考に図案をトレーシングペーパーに写しましょう。
裏面は黒く塗り潰してカーボン紙のようにします。
Step.4
図案を色画用紙に転写します。
トレーサーを使うと綺麗に描けますが、ない場合はボールペンなどでなぞっても良いです
好みの位置に好みの数だけ、花火を散らして下さい。たくさんあると、華やかで可愛いです。
Step.5
花火図案のドットをカラーペンで塗ります。発色の良いペンがお勧めです。ここではパイロットのジュースペイントを使いました。
Step.6
ペンでドットを描く工程は小さなお子様でも楽しめます。夏祭りをイメージして好きな絵を描いてもらったり…アレンジもしても楽しいですよ。
小学生や器用なお子様は刺繍にもチャレンジしてみてくださいね。紙なので破かないように慎重に…というポイントだけ気をつけましょう。
Step.7
線の両端とドットが紙刺繍の穴あけ位置です。
図を参考に目打ちで穴を開けてください。距離が近い穴同士は繋がらないように慎重に。
穴を開ける時の下敷きはマウスパッドが便利です。
Step.8
ストレートステッチで刺繍していきましょう。
表と裏を交互に見ながらの作業になります。
大きい方の花火は、似たような位置にたくさんの穴がありややこしいのですが、焦らずに。
Step.9
ドットの部分は、フレンチノットステッチで表現しても存在感が増して素敵です。ペンで描いたドットの上にフレンチノットを重ねてもOK。
部分的にラメ糸を使っても、更に豪華になりますよ。
色々と工夫してアレンジを楽しんでください。
Step.10
表面のシールは色画用紙に接着する時に使いました。なので、表面はボンドでうちわの骨組みに貼り付けます。
ボンドはうちわの全面にたっぷりと。
Step.11
裏面から、もう1枚のシールを貼り付けます。
Step.12
表面のボンドが乾く前のまだ柔らかい状態で、指を使って骨組みの間をしっかりなぞるように押さえましょう。隙間なく貼り付けたら完成です。
作り方のポイント
白いシールタイプのうちわキットをどうアレンジするかに一工夫しました。和のテイストの色画用紙を使うと大人っぽく素敵に仕上がります。
カラーペンは発色の良いものがお勧め。ここではパイロットのジュースペイントを使いました。
少しだけラメ糸を使っても綺麗です。
このアイテムを作ったきっかけ
夏休みにお子様と楽しめそうな作品を作りたいな。
そう思ったのが製作のきっかけです。
魚、昆虫、朝顔やひまわり…など図案は夏らしいものをアレンジして作っても楽しいでしょう。