スワッグとは、花や葉、実などを束ねて壁にかける飾りの事を指します。
今回は、秋色のドライフラワーを使った大人なハンギングスワッグを作りました。
色合いや花材によってもイメージが変わりますので、お好みのテイストで作成してみて下さい。
流木のハンキンズスワッグの作り方
- ドライフラワー:お好みのもの
- 流木:1本
- くくり紐:適量×2本
- 紐(ぶら下げる用):適量×1本
- 布(またはリボン):適量
- ワイヤー : 適量
- フローラルテープ : 適量
※今回使用したドライフラワー
アストランチア
リューカデンドロン
パンパスグラス
ペッパーベリー
コニカルブラック
グレビレアゴールド
Step.1
ドライフラワーと流木を見ながら、どんなイメージで進めていくか、考えてから作業に入ります。
ドライフラワーは繊細ですので、あれこれ触り過ぎると破損の原因になります。
Step.2
束ねていくには短すぎるものにワイヤーをかけます。
(ワイヤーの太さの目安は、花材にワイヤーをかけた後、ワイヤーを持って左右に振ってみて曲がらない程度の太さのものが適切です。)
ワイヤーの中央で曲げたものを花材の茎部分に当てて押さえます。ワイヤーの片足を使ってぐるぐると花材ともう片足のワイヤーをまとめてしっかり巻きつけます。
Step.3
フローラルテープを使ってワイヤーに巻いていきます。
斜め下にフローラルテープを引っ張りながら巻き付けるとくっつきます。初心者さんでうまくいかない場合は先にフローラルテープを引っ張って伸ばしてからしっかり巻きつけても大丈夫です。
Step.4
パンパスグラスにもワイヤーをかけました。
ワイヤーをかけたら、先程と同じようにフローラルテープで巻いてください。
Step.5
今回のスワッグは横に向けてぶら下げるので、イメージしながら束ねていきます。
通常、花束はスパイラルと言って螺旋状に茎を束ねていきます。スワッグの場合は、茎の向きを真っ直ぐ揃えて束ねていってください。茎の向きがあちこち向いていると、抜け落ちる原因となります。
Step.6
束ねたらくくり紐でしっかり縛ります。
初めに片足を長くして、くくりたい場所に輪を作ります。
その後、長い方の片足を持ちぐるぐるとしっかり縛っていきます。
Step.7
何度か巻けたら、巻いていた方の足を輪の中に入れて、短い方の足を引っ張ります。
Step.8
両足の紐をしっかり固結びします。
残った余分な紐と茎をカットします。
Step.9
流木にスワッグをくくりつけます。
縛り方はStep 6〜8と同じです。
場所を決めたら、先程束ねた部分の上から、流木ごとしっかりくくりつけます。
Step.10
ドライフラワーの茎がしっかりしている部分を裏側で確認し、そこにワイヤーを引っ掛けて流木と一緒に縛り補強します。キツく締めすぎると茎が折れたりするので、程よく補強して下さい。(今回は2箇所しておきました)
余分なワイヤーの端はカットして内側に入れ込んでください。
Step.11
流木の左右にお好みの紐を固結びします。
紐の長さはスワッグの大きさとのバランスを見ながら決めてください。
Step.12
スワッグを束ねた部分を布で装飾します。
今回は白いハギレをセレクトしました。
ナチュラルな感じに仕上げたかったので、布は切らずに少しハサミを入れてから引き裂いたものをバランスを見て括りました。
Step.13
お好きな場所にぶら下げて完成です!
作り方のポイント
初心者さんは、作業を進める前に流木の向きなどを決め、一度どんなイメージにするか簡単に束ねてバランスを確認してからの方が、途中で悩まずスムーズです。
ドライフラワーは繊細ですので、優しく束ねていってくださいね。
このアイテムを作ったきっかけ
季節はもう秋なので、秋っぽいカラーのスワッグを作ってみました。
束ねて飾るだけでも素敵ですが、今回は一癖つけて流木を使ってぶら下げるタイプにしてみました。
もちろん、流木を使わずにドライフラワーを束ねた部分に新たに引っかけ紐を付けてぶら下げるタイプにする事も可能です。