模様は神聖幾何学のひとつ、シードオブライフを刺繍で表現しています。
神聖幾何学模様で作るスマホリングの作り方
- スマホリング用の台座(今回使用したものはPARTS CLUBで手に入ります)
- 布(刺繍枠がはめられる大きさで布目の細かいもの)
- 刺繍糸(25番刺繍糸1本取り)
- 木工用ボンド(乾くと透明になるタイプ)
Step.1
布に直接図案を描いていきます。(完成図案は方眼紙参照)
ペンは水で消えるタイプの細いペンを使用しています。
100円ショップでも手に入る、円定規があると描きやすいです。
Step.2
直径10ミリの円を縦に繋げて2つ描き、それぞれの中心を通るようにもうひとつ円を描きます。(写真1枚目参照)
続いて両脇に、上下2つずつ重ねて円を描きます。
2枚目の写真の赤点は、右側の上の円が通る点です。
これを参考に他の円も描いていきます。
Step.3
シードオブライフの模様が描けたら、その周りに直径23ミリの円を描きます。
Step.4
布を刺繍枠にはめて、図案を刺していきます。
刺し始めは線の重ならない場所から玉結びで始めます。
使用するステッチはアウトラインステッチです。
なるべく細かく刺した方が綺麗に仕上がります。すくい刺しではなく、ひと針ずつ進めた方が細かく刺す事ができます。
Step.5
アウトラインステッチで、ひとつずつ円を仕上げていきます。
対角線上にある円から刺していくとバランスがよくなります。
線の重なる部分も間を空けずに上からアウトラインステッチを重ねて刺します。
Step.6
周りの円をチェーンステッチで刺したら、刺繍部分は完成です。
この後ほつれ止め液やボンドをつけるので、下書きのペンのインクが残っていると刺繍糸に滲んでくる可能性がある為、しっかり消しておきます。
水をかけても刺繍糸に滲んでこなければ大丈夫です。
Step.7
布が完全に乾いてから、糸を切らないように注意して切り取ります。
Step.8
切り取った断面にほつれ止め液をつけて乾かします。
Step.9
台座に木工用ボンドをうすく塗り、布を貼り付けます。
ステッチの間などが浮きやすいので、爪楊枝などの先の細いもので押さえるといいでしょう。
ボンドが完全に乾いたら完成です。
作り方のポイント
今回は重なった線を刺繍しているので難しそうですが、ひとつずつ円を仕上げるようにして、ステッチの幅を細かく刺すと上手くいきます。
このアイテムを作ったきっかけ
ふと入ったアクセサリーパーツショップでスマホリング用の台座を見つけて、オリジナルのものを持ちたいと思い作ってみました。