晴れ姿と一緒に飾れば素敵な思い出になりますよ。
お名前や日付を入れるなど、アレンジも楽しめます。
コラムの最後にダウンロードできる刺繍図案がありますので、ぜひご活用ください。
【図案つき】七五三の記念に!手形刺繍の作り方
- 布:1枚
- コスモ25番刺繡糸:345番(赤)、481A番(ピンク)、578番(茶)、2172番(紫)
- DMC刺繍糸:ディアマント D3821番(金)
- 写真立て:2L版 (7歳の手形の場合)
- マスキングテープ
- 手形を写す紙
Step.1
紙の上に子供の手を置いて、鉛筆で手形をとります。
写した後、ガタガタしている線を滑らかに描き直してください。
Step.2
布に手形を写します。
紙が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして紙と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞります。
Step.3
手形を写したら、その上に刺繍図案を写します。
写真立ての枠を置いて場所を決めるとバランス良く配置できます。
Step.4
刺繍枠をはめて布をピンと張った状態で刺繍を始めます。
2本どりで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.5
七五三の文字をサテンステッチで刺繡します。
端から刺すのは難しいので、少し内側に1本斜めのステッチを入れ、それに沿って刺していきます。
Step.6
糸が足りなくなったら、裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
新しい糸にする時も、裏の糸を2回すくって糸を絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.7
続けてすべての文字を刺繍します。
Step.8
花びらをサテンステッチで刺繡します。
中心に向かって放射状に刺します。同じ穴に何回も続けて刺すと糸が溜まって刺しづらくなるため、2枚目の写真のように少しずらして刺した後、上から被せるように中心に向かって刺すときれいに仕上がります。
Step.9
中心を少し空けてすべての花びらを刺します。
Step.10
花びらの中心を金糸で刺繍します。
3本の糸が撚りになっているものをそのまま使用します。(30~40cmにカットして刺すのがおすすめです。)
ストレートステッチで放射状に刺した後、フレンチノットステッチ(1回巻き)を先端に入れてください。
Step.11
同様に小さい花も刺繍します。
Step.12
枝をアウトラインステッチとストレートステッチで刺します。
Step.13
赤い実をサテンステッチで刺繡します。
真ん中に1本ステッチを入れ、左右を埋めるように刺します。
Step.14
同様に下の枝と実も刺します。
Step.15
手形を金糸のバックステッチで刺繍します。
Step.16
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるだけで簡単に消えます。(クロバーの「水で消える チャコペーパー チャコピー 片面 クリアータイプ」を使用しています。製品によってはこすり洗いをしないと消えにくいものもあります。)
Step.17
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると、刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。布を軽く引っ張りながらアイロンをかけて、しわを取ってください。
Step.18
写真立てのガラスまたは裏板に、マスキングテープで布を貼り付けます。布がたるまないように引っ張りながら行ってください。
Step.19
写真立てにセットして出来上がりです!ぜひお子様の晴れ姿と一緒に飾ってくださいね。
作り方のポイント
七五三の文字の刺繍は、書き順は考えずに、一つの面として捉えて塗りつぶすように刺すときれいに仕上がります。
ダウンロードできる刺繍図案には、ステッチの向きも描いてありますので、参考にしてください。
このアイテムを作ったきっかけ
7歳の次女の七五三の記念に手形を残したいと思い刺繍しました。
図案のダウンロードはこちら>>
※A4で印刷してご利用ください
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難易度★☆☆