簡単な図案をカレンダーに下書きし、あらかじめ刺す箇所には穴を開けておいて刺していきます。
工作気分で気軽に楽しむことが出来ますよ!
紙刺繍で飾ろう!2月のカレンダーの作り方
- 市販のカレンダー(見本は無印良品の卓上カレンダーを使用)
- 刺繍糸:適量(見本はコスモ25番刺繍糸100、2151を使用)
Step.1
見本は無印良品の卓上カレンダーを使っています。
裏面は翌月のメモ欄になっているので、なるべく邪魔しない場所に刺していきます。
Step.2
雪玉風のイラストを鉛筆で下書きします。
丸定規があると便利ですが、フリーハンドでももちろん構いません。
数字の周りの円:直径1.7センチ
右下の円:直径0.8センチ
続いて約2ミリ間隔で穴を開ける箇所に印をつけておきます。
(画像はわかりやすいように赤ペンで印をつけていますが、実際に作業する場合は後で消せるように鉛筆で描いてください。)
Step.3
横のラインと雪の結晶を描いていきます。
まずは横のラインを適当な長さで描きます。
続いて雪の結晶の六角形を作るため、半分ずつ重ねて円を3つ縦に描きます。(画像参照、中央の円の下部が横のラインと合うようにします。)
中央の円の上下と、円の重なる点を結んで線を引きます。
Step.4
中心と六角形の角、その半分の箇所に印をつけます。
Step.5
外円の印の間にも印をつけて雪の結晶の下書きは完成です。
並べてあと2つ同じように雪の結晶を描きます。
Step.6
下にカッティングマットを敷き、目打ちや針でつけた印に穴を開けていきます。
開け終わったら、下書きの線を消しておきます。
Step.7
25番刺繍糸は6本で1束になっているので、まず1束を50〜60センチにカットし、そこから必要な本数を抜いて使います。
雪玉の刺繍をしていきます。
コスモ25番刺繍糸100番(白)を2本針に通し、玉結びで刺し始めます。
Step.8
アウトラインステッチで刺していきます。
裏側から針を出し、2つ先の穴に入れます。
糸を下に垂らした状態でひとつ手前の穴から針を出し、糸を全部引きます。
Step.9
2つ先の穴にまた針を入れ、ひとつ手前から出します。これをぐるっと刺していきます。
糸のどちら側から針を出すかわかりやすいよう、台紙を回しながら刺します。
Step.10
円の最後の部分です。
2つ先に刺す際、最初に刺した糸の下側に針を入れて玉留めで刺し終わります。
Step.11
右下の小さな円を刺していきます。
コスモ25番刺繍糸2151番(グレー)を2本針に通し、玉結びで刺し始めます。
大きな円の上に被せて、アウトラインステッチで刺します。
Step.12
続いて横のラインの刺繍をしていきます。
コスモ25番刺繍糸2151番(グレー)を2本針に通し、バックステッチで刺します。
Step.13
雪の結晶部分を刺していきます。
コスモ25番刺繍糸を1本針に通し玉結びで刺し始めます。
(太いラインだと雪の結晶っぽくならなかったので、この部分のみ今回は1本取りにしています。)
見本は3つの雪の結晶を白、グレー、白と交互に刺しました。
まずは六角形の角から中心に向かってストレートステッチを刺していきます。
Step.14
続いて六角形の角と角の間に開けた穴から、先に刺した糸に隠れている穴にストレートステッチを刺します。
先に刺した糸の上ではなく、またぐようにして刺すと先に刺した糸が曲がらず仕上がりが綺麗です。(画像参照)
Step.15
最後に六角形の角にフレンチノットステッチを1本取り2回巻きで刺し、玉結びで刺し終わります。
あとの2つの雪の結晶も同じように刺します。
Step.16
これで完成です。
手持ちの似たような刺繍糸を使ってみたりしてアレンジしてみてくださいね。
作り方のポイント
穴を大きく開け過ぎると近くの穴と繋がってしまったりするので、ほんの少し穴が開く程度にしておきます。
日付欄をステッチしたりしても素敵です。
このアイテムを作ったきっかけ
1月のカレンダーに引き続き、2月のカレンダーも作ってみました。シンプルなカレンダーの雰囲気をそのままに、季節感を感じられるような図案にしています。