ピカピカの1年生アイテムがモチーフ!nunocoto fabricの布の柄を桜に見立てて刺繍しました。
コラムの最後にダウンロードできる刺繍図案がありますので、ぜひ作ってみてくださいね。
【図案付き】柄を活用!入学お祝の刺繍カードの作り方
- 布:縦10cm×横10cm以上で刺繍枠にはめられる大きさ 1枚 (見本はnunocoto fabric 「チェック&ドット(ピンク)」)
- コスモ25番刺繍糸:504番(ピンク)
- DMC25番刺繍糸:347番(赤)、444番(黄)、712番(オフホワイト)、801番(茶)
- 画用紙:縦13.5×横21cm 1枚
- カッター
- 定規
- マスキングテープ
Step.1
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞります。
Step.2
刺繍枠をはめて布をピンと張った状態で刺繍を始めます。
2本どりで刺繍をします。刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いた糸を、2本一緒に針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
【刺し始めのやり方】
布の上から針を刺し、小さな並縫いを2目入れ、糸をぎりぎりまで引きます。糸端を少し残して1つ前の穴に刺すと糸が絡まってとまるので、出ている糸を切ります。(裏に玉結びがあると刺繍しにくい場合があるため、この方法がおすすめです。)
Step.3
帽子の中央のパーツからサテンステッチで刺します。
真ん中あたりから始め、上下を埋めてください。
Step.4
左右のパーツも刺せたら、上のボタンをサテンステッチで刺します。
Step.5
途中で糸が足りなくなったら、裏の糸を2回すくって絡ませてから、糸端を切ってください。
新しい糸も、裏の糸を2回すくって絡ませると解けないので、玉結びは不要です。
Step.6
帽子のつばをサテンステッチで刺したら帽子の完成です。
Step.7
ランドセルをサテンステッチで刺します。
かぶせ(蓋)を刺してから、側面を刺してください。
Step.8
肩ベルトをサテンステッチで刺します。
赤い部分を先に刺してから、白い部分を刺します。
Step.9
蓋の鋲(びょう)をフレンチノットステッチ(2回巻き)で入れます。
続けて、側面のベルトをストレートステッチで刺し、フックをレゼーデージーステッチで刺したら、ランドセルの完成です。
Step.10
桜の幹をサテンステッチで刺します。
まず真ん中に1本ステッチを入れ、左右を埋めてください。
Step.11
桜の枝をアウトラインステッチとストレートステッチで刺します。
Step.12
散りばめた桜の花びらをサテンステッチで刺したら刺繍の完成です。
Step.13
図案を写したチャコペーパーの線を水で消します。
綿棒に水を含ませてチョンチョンと布に染み込ませるだけで簡単に消えます。(クロバーの「水で消える チャコペーパー チャコピー 片面 クリアータイプ」を使用しています。製品によってはこすり洗いをしないと消えにくいものもあります。)
Step.14
アイロンをかけます。
アイロン台と布の間にタオルを敷いて、刺繍した面を下にしてかけると、刺繍が潰れすぎないのでおすすめです。布を軽く引っ張りながらアイロンをかけ、しわを取ってください。
Step.15
カードを用意します。
画用紙を二つ折りにして折り線をつけ、カッターで窓を四角く切り抜いてください。
Step.16
窓の大きさに合わせて、縦9cm×横9cmくらいに布を裁断し、裏からマスキングテープで貼り付けたら完成です!
「にゅうがくおめでとう」などのメッセージは、色鉛筆で書くと優しい雰囲気になるのでおすすめです。
作り方のポイント
桜は、ピンクの布用ペンなどでお手持ちの布に丸を描いても作れます。
薄くて透ける布を使う場合は、散りばめた桜を続けて刺してしまうと渡った糸が表から目立ってしまうので、一つ一つ糸を始末すると良いですよ!
このアイテムを作ったきっかけ
友人のお子さんが入学するので、お祝に添えるカードを作りました。
ランドセルの色を、差し上げるお子様の色にすると喜んでもらえそうです!
この作品で使用した布
ありそうでなかった、チェックとドットを組み合わせた新鮮なテキスタイルデザインです。 リズミカルに配置されたドットが、素敵…
図案のダウンロードはこちら>>
※A4で印刷してご利用ください