華やかなリボン刺繍を取り入れた「ありがとう」の刺繍で、これまでの感謝の気持ちを伝えませんか?見本のように、寄せ書きの表紙にするのもおすすめです。
コラムの最後にダウンロードできる刺繡図案がありますので、ぜひ刺してみてください。
【図案付き】リボン刺繍で「ありがとう」の刺繍の作り方
- 布:1枚 (見本は20ツイル)
- DMC 25番刺繍糸:152番(薄ピンク)、316番(濃ピンク)、368番(緑)
- コスモ25番刺繍糸:600番(黒)
- MOKUBA刺繍用リボン1540-3.5mm:071番(ピンク)、356番(緑)
Step.1
布に図案を写します。
図案が動かないように、布にまち針で固定します。
チャコペーパーを、インクがついている面を下にして図案と布の間に置き、トレーサー(ボールペンでも可)で線をなぞります。
Step.2
刺繍枠をはめて布をピンと張った状態で刺繍を始めます。
25番刺繍糸はすべて2本取りで刺しますので、刺繍糸の束から1本ずつ引き抜いて針穴に通してください。(長さは60cm程度が刺しやすいです。)
まず茎をアウトラインステッチで刺します。
Step.3
リボン刺繍をします。
リボンに低温で軽くアイロンをかけて折り目やしわを取ります。
【刺し始めのやり方】
40cmくらいの長さになるようにリボンの先を斜めに切って針に通し、もう一方のリボンの先に針を刺して抜きます。針を引いてできた輪に針をくぐらせて引くと、玉結びができます。
Step.4
葉をリボンステッチで刺します。
①から出して、上から②に入れて裏側に引いてください。その際に針を引っ張りすぎないように、ふんわりさせるときれいです。
Step.5
同様にすべての葉をリボンステッチで刺します。
Step.6
リボン刺繍を終わらせる時は、裏で針にリボンを1回巻いて、糸を引いて結び目を作ります。
裏に渡ったリボンや糸に針をくぐらせてからリボンを切ってください。
Step.7
枝をアウトラインステッチとストレートステッチで刺します。
その後、実をフレンチノットステッチ(3回巻き)で刺してください。
Step.8
バラの花をリボン刺繍のスパイダーウェブローズステッチで刺します。
まず、25番刺繍糸で外から中心へ放射状に5本刺します。中心のすぐきわからリボンを通した針を出し、1本おきに針をくぐらせてください。
Step.9
リボンを少しねじりながらくぐらせ、ボリュームを出します。
刺繍糸が見えなくなるまでくぐらせたら、裏側に針を引き抜いて終わらせてください。
Step.10
同様に左右のバラも刺します。
「ありがとう」の文字をアウトラインステッチで刺したら刺繍の完成です。
Step.11
図案を写したチャコペーパーの線を消すため、水道の水で優しく洗い流してください。
リボン刺繍の風合いを残すため、アイロンはかけずに陰干しすることでしわを取るのがおすすめです。
L版の写真が入る枠におさまるサイズなので、写真のような寄せ書きアルバム(ダイソー)に貼り付けてプレゼントしても良いですね!
作り方のポイント
リボン刺繍は、針を強く引きすぎない方がきれいに仕上がると思います。作品が一気に華やかになるので、ぜひ楽しんで刺してくださいね。
このアイテムを作ったきっかけ
卒園・卒業の季節に使える図案を作りたくて考えました。
図案のダウンロードはこちら
※A4で印刷してご利用ください