お弁当包みなどに使えるランチクロスで包むので、差し上げた方からも喜ばれますよ!
今回はミシンの三つ巻押さえを使う布端の処理も解説します。アイロン不要で三つ折りに縫えて、市販のような仕上がりになります。
ぜひ作ってみてくださいね!
ランチクロスで包む布製ご祝儀袋の作り方
- 布:縦50cm×横50cm (見本はnunocoto fabric「piccolo fiori (ターコイズブルーミックス)」)
- 市販のご祝儀袋
- ミシンの三つ巻押さえ(見本は仕上がり幅約3mmの「KIYOHARA サンコッコー ミシンアタッチメント 三つ巻押さえSUN30-45」を使用)
Step.1
ランチクロスを作ります。
ミシンの押さえを「三つ巻押さえ」に変えます。
最初の2~3cmは手で三つ折りにして、押さえのカールした金具部分に布を巻き込まずに返し縫いをします。
Step.2
2cmほど縫ったら、押さえのカールした金具の部分に布を巻き入れます。
目打ちなどを使うと巻き入れやすいです。
Step.3
布がきれいに巻き込まれているのを確認しながら縫っていきます。
右手で布端を立ち上げるように持ち、左手の指をカールした金具の手前に添えるとうまく巻き込まれていくと思います。
Step.4
きれいに布が巻き込まれないと、布端や折り込んだ布が表に出てきてしまいます。
こうなってしまったら糸を切り、きれいに縫えているところまで戻ってやり直してくださいね。
Step.5
角を縫う時は、押さえのカールした金具部分から布を外し、手で三つ折りにして縫う方法がお勧めです。
Step.6
4辺すべて三つ折りで縫えたらランチクロスの完成です。
Step.7
ご祝儀袋をランチクロスで包みます。
市販のご祝儀袋の中から中袋を取り出してお札を入れます。
Step.8
裏向きにしたランチクロスの中心線に、表を上にした中袋の端を合わせて、ランチクロスを二つ折りにします。
「わ」が左側に来るようにしましょう。
Step.9
右から左に折ります。
3:2くらいの比率になるようにしてください。
Step.10
さらに右から左に折り、市販のご祝儀袋と同じ幅になるようにします。
この時、左端はぴったり重ねずに、少しずらしてください。
Step.11
裏返して、市販のご祝儀袋と同じ大きさになるように、上下を折ります。
この時、下が上になるようにし、布端は中に折り込んでください。
市販のご祝儀袋についていた短冊と水引を付けたら完成です!
作り方のポイント
三巻き押さえがなくても、5mm幅くらいの三つ折りでアイロンをかけて作ることももちろん可能です。
可愛い布で包んだご祝儀袋は特別感があって喜ばれると思いますので、ぜひ作ってみてくださいね。
このアイテムを作ったきっかけ
自分の結婚式の時に友人から布製のご祝儀袋を頂き、今もお弁当を包むランチクロスとして大切に使っていて、自分でも作ってみたいと思ったため。
この作品で使用した布
イタリア語で「花々」を意味する、fiori。 どこまでもあたたかな太陽の光を感じさせる、コントラストの強い花柄デザインで…