ミシンがなくても作れる、基本の巾着袋をご紹介。しかもなみ縫いだけでとってもかんたん!
手縫いだと布端の処理に困りますが、今回は「袋縫い」で仕立てるので、ほつれる心配はありません。
今回はすべて手縫いで作りますが、もちろんミシンでも同じ作り方です。手縫い派・ミシン派のどちらの方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
子供も大人も、1つ持っていると何かと使える巾着袋。入園入学時の、コップ袋としても大活躍ですよね。ここではミシンを持っていない人向けに、裏地付きの巾着袋をすべて手縫いで作る方法を解説します!解説は手縫い前提となってい[…]
巾着袋の材料・できあがりサイズ
- 生地:縦37cm×横16cm
- 紐(5mm):40cm×2本
なお今回使用した生地は、柄の上下がないデザインです。
柄の上下がある生地を使用する場合は、下部の縫い代として【1.5cm】を追加してください(縦38.5cm×横16cmを2枚用意)。
★このアイテムで使用した生地
アイス|nunocoto fabric
サイズのカスタマイズ方法
お好みのサイズで作りたい方は、こちら↓を参考にしてください。
- 縦:できあがりサイズ + 10cm(紐を通す部分5cmずつ)
- 横:できあがりサイズ + 3cm(縫い代1.5cmずつ)
手縫いだけ!袋縫いの巾着袋の作り方
1.布を外表に合わせて両脇を縫う
初心者さんがお裁縫を始めるときに、まず習得したい「並縫い(なみぬい)」。並縫いとは、布の表と裏で縫い目が同じになるような縫い方です。等間隔で並んだ縫い目が特徴で、手縫いの基本中のきほんです。子供のころに家庭科の授業で習った[…]
2.袋縫いをする
縫いしろ(布端)の処理というと、ジグザグミシンやロックミシン(ふちかがり)を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか?手縫いの場合は、ブランケットステッチや千鳥掛けも布端の処理に使える縫い方です。でもそれ以外の方法もあるん[…]
3.紐通し口の処理をする(開きどまり)
4.袋口を縫う
5.紐を通して完成!
手縫いで作る巾着袋 解説動画
画像だけじゃわかりにくい!という方に向けて、動画解説も公開しています。
ぜひご覧ください。
手縫い・袋縫いで作る巾着袋 アレンジ方法
紐の端に、ハギレ布で作ったチューリップを付けてみました。
コロン、としたフォルムで、とってもかわいくなりました~!
布で作るチューリップは、こちら↓のコラムで作り方を解説しています。ぜひご覧ください。
ハギレで作れる、かわいいチューリップをご紹介!今回は巾着袋のひもの部分に、付けてみました。ほかにもヘアゴムに付けたり、ワイヤーに刺して花束にしたり、楽しみ方はいろいろ!型紙不要でとっても簡単なので、たくさん[…]
この巾着袋で使用した生地
今回作った巾着袋で使用したのは、nunocoto fabricの「アイス」という生地。
手書きのアイスキャンディやソフトクリームが、とってもかわいいデザインです。
手縫いでも縫いやすい、オックス地を使いましたが、ほかにもダブルガーゼやツイルなど、厚さの異なる6つの素材から選ぶことができます。
- オックス(普通地)
- ダブルガーゼ(普通地)
- ローン(薄地)
- ビエラ(普通地)※綿麻
- ツイル(やや厚地)
- キャンバス(厚地)
ビエラ以外はすべて綿100%です。
nunocoto fabricには、ほかにも2,000柄以上の生地がありますので、気になる方はぜひサイトを見てみて下さいね。