簡単オシャレ!刺繍ステッチと革で作るポニーフックの作り方
- 布:1枚(見本は10センチ刺繍枠をはめて刺繍しているので、縦横各15センチ程度用意しています)
- 刺繍糸:見本使用糸(コスモ25番刺繍糸2038番、コスモにしきいと205番)
- ポニーフック用のパーツ:1個(見本はPARTS CLUBのものを使用)
- 革:1枚(3cm×7cm)
- 手縫い糸、木工用ボンド:適量
Step.1
まず布に、刺繍をするガイドライン用のマス目を描いていきます。
1.5cm×6cmの四角の線を引き、その中に5mmのマス目を引きます。(写真参照)
線は布目に沿って引くと後のステッチや切り抜き作業がしやすくなります。
ペンは水で消えるタイプのものを使用しています。
Step.2
刺繍枠にはめて刺繍をしていきます。
枠に近い部分は刺しにくくなるので、今回は10センチ刺繍枠を使用しています。
そしてステッチのボリュームを出す為、25番刺繍糸を3本取りで使います。
刺し始めは玉結びで、マス目の中心から針を出します。
Step.3
マス目の左右どちらかの角に向かってレゼーデージステッチを刺します。
次に最初と同じ中心の穴から針を出し、反対側の角に向かってレゼーデージステッチを刺します。
Step.4
続けて下にステッチを刺していきます。
2段目はマス目のライン上に針を出します。
これで1マスに2段のステッチができます。
1列刺し終わったら枠をぐるっと回し、隣の列は逆方向にステッチを刺していきます。
Step.5
さらに最後の列も逆方向にステッチを刺して全てのマス目を埋めます。
Step.6
レゼーデージステッチの上から違う色でステッチを重ねます。
見本は、コスモの「にしきいと」というラメ糸を1本そのままで使用しています。
レゼーデージステッチの間をバッグステッチで刺していきます。
Step.7
ステッチが全て刺し終わりました。
マス目のガイドラインはステッチで見えなくなっていますが、この後ほつれ止め液を塗る際ににじんで刺繍糸が染色される可能性がある為、水をしっかりかけて消しておきます。
Step.8
ステッチの外側で切り抜きます。
レゼーデージステッチはステッチとステッチの間が空いていて切る部分がわかりにくいので、布目を1列残すようにして切り取るといいでしょう。
Step.9
布端にほつれ液を塗って乾かします。
Step.10
革の裏面中央にポニーフックのパーツを当て、縫いとめる部分に印をつけます。
太い針や目打ちなどでつけた印に穴を開けておきます。
Step.11
手縫い糸で縫いとめます。
Step.12
革と刺繍した布を接着します。
刺繍した布の裏面に爪楊枝などでムラなくボンドを塗ります。
Step.13
革の中央に接着して乾燥させます。
ボンドが完全に乾いたら、パーツと革を縫いとめた穴と同じ穴で縫いとめて完成です。
作り方のポイント
ステッチを揃えるのが仕上がりを綺麗にするコツです。
先にガイドラインのマス目を描いておくと、同じ大きさのステッチを簡単に刺すことができます。
このアイテムを作ったきっかけ
簡単にヘアアレンジができるポニーフックを知り、普段使いにできそうなデザインのものを考えてみました。