作り方は簡単!
図案をカレンダーに下書きし、あらかじめ刺す箇所には穴を開けて針を通していきます。
布への刺繍が苦手な方も、工作気分で気軽に楽しむことが出来ると思いますよ。
紙刺繍で飾ろう!4月のカレンダーの作り方
- 市販のカレンダー(見本は無印良品の卓上カレンダーを使用)
- 刺繍糸:適量(見本はコスモ25番刺繍糸100白、300黄、2040茶を使用)
Step.1
見本は無印良品の卓上カレンダーを使っています。
裏面は翌月のメモ欄になっているので、なるべく邪魔しない場所に刺していきます。
Step.2
タンポポのイラストを鉛筆で下書きします。
数字の周りに直径約2センチ、約1.3センチの2重の円を描きます。
丸定規があると便利ですが、フリーハンドでももちろん構いません。
描いた円の間に上下左右の線を引きます。(画像参照)
Step.3
続いて引いた線の間に斜めの線を引きます。
さらにその間に線を引きます。
Step.4
隣に直径約1センチ程度の円を描き、上下左右、その間と大きな円と同じように線を引きます。
蝶々の図案は、直径約0.7センチの円を2つ繋げて描き、円の繋がった所から触角の線を斜めに描きます。
その下にも適当な長さの線を引きます。(画像参照)
Step.5
穴を開ける印をつけます。(画像参照)
画像はわかりやすいように赤ペンで印をつけていますが、実際に作業される際は後から消すので鉛筆で印をつけます。
Step.6
カッティングマットの上で目打ちや針を使って穴を開けていきます。
その後下書きの線は消しておきます。
Step.7
タンポポの刺繍をしていきます。
25番刺繍糸は6本で1束になっているので、50〜60センチでカットし、そこから必要な本数を1本ずつ引き出して使います。
コスモ25番刺繍糸300番(黄)を3本針に通し、片方に玉結びをします。
Step.8
ストレートステッチで刺していきます。
ラインがわかりやすいように、外円の頂点から刺し始めます。
まず裏面の穴から針を出し、糸を全部引きます。
その真下の内円の頂点の穴に針を入れ、糸を全部引きます。
Step.9
裏面に針を刺す場合は、裏返して穴を確認しながら刺します。
裏面から刺す場合は、すぐ隣の穴に刺すと使う糸も少なくてすみます。
Step.10
全て刺し終わったら、玉留めをして糸を切ります。
Step.11
続いて隣の小さな円を刺していきます。
コスモ25番刺繍糸100番(白)を3本針に通し、片方に玉結びをします。
Step.12
裏面の円上の穴から針を出し、中心の穴に針を入れるのを繰り返して刺していきます。
Step.13
全て刺し終わったら、玉留めをして糸を切ります。
Step.14
続いて蝶々の羽をアウトラインステッチで刺していきます。
コスモ25番刺繍糸300番(黄)を3本針に通し、片方に玉結びをします。
Step.15
裏面から針を出し糸を全部引きます。
続いて2つ先の穴に針を入れ、糸を少し残しておきます。
間のひとつ手前の穴から、残した糸の内側に針を出して糸を全部引きます。
Step.16
また2つ先に針を入れ、ひとつ手前から針を出します。
これを1周繰り返して刺していきます。
Step.17
最後の円の繋ぎ目は、刺し始めから数えて2つ目の穴に円の外側から針を入れると綺麗に繋がります。
Step.18
隣の羽も同じように刺しますが、円の接点部分から針を出し入れする際、隣の糸を引っ掛けないように気をつけて刺します。
Step.19
全て刺し終わったら玉留めをして糸を切ります。
もうひとつの蝶々はコスモ25番刺繍糸100番(白)で同じように刺します。
Step.20
コスモ25番刺繍糸2040番(茶)を3本針に通し、片方に玉結びをします。
蝶々の触角はストレートステッチ、下のラインはバックステッチで刺します。
図案が近いので、糸を切らずにそのまま続けて刺します。
刺し終わったら裏面で玉留めをして糸を切ります。
これで完成です。
お手持ちの刺繍糸を使って、他の色にアレンジするのもいいですね。
作り方のポイント
穴を大きく開け過ぎると近くの穴と繋がってしまったりするので、ほんの少し穴が開く程度にしておきます。
日付欄をステッチしたりしても素敵です。
このアイテムを作ったきっかけ
シンプルなカレンダーを雰囲気はそのままに、季節感を感じられるようなものにしたくて考えてみました。