半返し縫い・本返し縫いのやり方

手縫いでも強度UP!本返し縫い・半返し縫いのやり方と用途

誰もが小学校や中学校の家庭科で習う、「本返し縫い」と「半返し縫い」。

どちらも手縫いの基本的な縫い方ですが、なみ縫いと比べると少し難易度が上がります。

ここでは、本返し縫いと半返し縫いの縫い方を図(写真)を交えて詳しく解説!さらに、それぞれの用途や強度についてもご紹介します。

本返し縫いのやり方

本返し縫いのやり方
縫い始めの位置から、1目分先に針を出す
本返し縫いのやり方
1目分戻ったところに針を刺す
本返し縫いのやり方
2目分先に、針を出す
本返し縫いのやり方
1目分戻ったところ(1で針を刺したところ)に針を刺す。3・4を繰り返すと本返し縫いができる。縫い終わりは裏側で玉止めする

見た目の特徴

本返し縫いは、ミシンのように縫い目が詰まっているのが特徴です。

本返し縫いの見た目(表面)

本返し縫いの裏側は糸が重なり合って、あまりきれいではありません。表には出さないようにしましょう。

本返し縫いの見た目(裏面)

半返し縫いのやり方

半返し縫いのやり方
縫い始めの位置から、半目分先に針を出す
半返し縫いのやり方
半目分戻って針を刺し、糸を引き抜かずに、1目分先に針を出す
半返し縫いのやり方
半目戻って1目先に進む、を繰り返すと、半返し縫いができる。縫い終わりは裏側で玉止めする

見た目の特徴

半返し縫いは、表から見るとなみ縫いと同じような縫い目になります。本返し縫いと違って、縫い目には隙間が空いています。

半返し縫いの見た目(表)

半返し縫いの裏面は、本返し縫いと同様に、糸が重なっています。

半返し縫いの見た目(裏側)
本返し縫いと半返し縫いは、なみ縫いよりも糸の長さがたくさん必要です。
縫いたい長さの、3倍以上の糸を用意しておきましょう。

キレイな本返し縫い・半返し縫いをするコツ

本返し縫いも半返し縫いも、縫い目が一直線上に並んでいないと、ガタガタになって汚くなってしまいます。

針を刺す位置と、出す位置の高さをそろえるように意識するのがポイント!

まっすぐに縫うコツは、こちらの記事でもご紹介しています。

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なみ縫い

また、本返し縫いと半返し縫いは、あまり糸をきつく引っ張りすぎないように注意してください。

糸をきつく引っ張って布にギャザーが寄ってしまうと、なみ縫いと違って、しごいても直りにくいです。

どんな時に使う?本返し縫い・半返し縫いの用途と強度

半返し縫い・本返し縫いのやり方

本返し縫いと半返し縫いはよく似ているので、いつ使うの?違いは?など、使い分けについて疑問がわいてきますよね。

すでにご紹介した通り、本返し縫いと半返し縫いの違いは、縫い方と見た目です。

またこれらの縫い方は、強度にも若干の違いがあります。

本返し縫いと半返し縫いは、手縫いでも強度を上げたいときに使いますが、縫い方別の強度は次のようになります。

本返し縫い >半返し縫い > なみ縫い

本返し縫いの用途と強度

本返し縫いは、この3つの中では最も強度が高く、丈夫な縫い方です。

用途としては、力のかかるアイテムを作るときに使用します。

  • バッグ
  • ズボン
  • ポーチのファスナー、マジックテープ
  • 厚手の布を縫い合わせるとき

また毎日使用して、ガンガン洗濯するアイテム(マスクなど)も、本返し縫いで仕上げておくと安心です。

半返し縫いの用途と強度

半返し縫いは、本返し縫いに比べるとやや強度は劣るものの、なみ縫いよりは丈夫に仕上がります。

また他の2つの手縫いの縫い方に比べると、伸縮性に優れているのが、半返し縫いのメリット!

すこし緩めに縫えば、布を引っ張っても糸が切れずに伸びてくれます。

  • ニット素材の布を使うとき
  • ぬいぐるみを作るとき(綿をたくさん詰め込むため、伸縮性が必要)
  • 編み物の編地をつなぐとき(袖など)
伸縮性に優れた手縫いのやり方だと、半返し縫いのほかにも「千鳥がけ」という縫い方があります。

まとめ

本返し縫いのやり方は、1目分戻って2目分進む。見た目はミシン用に縫い目に隙間が空かないのが特徴。

半返し縫いのやり方は、半目分戻って1目分進む。見た目はなみ縫いとおんなじ。

いずれも、手縫いでも強度を上げたいときに使う、丈夫な縫い方です。

本返し縫いと半返し縫いの使い分けは、強度とアイテムの伸縮性を考えてみましょう。

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手縫いの縫いはじめ・縫い終わりに行う返し縫いのやり方
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