【手縫い】名前テープの縫い付け方・アイロンだけで取れない方法

名前シール(ネームテープ)の縫い付け方・アイロンだけで取れない方法

入園入学グッズやお洋服などに欠かせない、子供のお名前シール(名前テープ・ネームテープ)。

アイロン接着できるタイプが多いですが、洗濯を繰り返すと剥がれやすくなっていきますよね。

ここではアイロンだけでも取れにくくする方法や、縫い付け方、剥がし方まで詳しく解説していきます。

名前シール(ネームテープ)の付け方(アイロン接着)

ネームテープ(名前テープ)
今回使うのはこちらの名前テープです。糊がついたツルツルの面ではなく、布面に油性ペンやボールペンで名前を書きます。
ネームテープを仮止めする
名前テープをつけたい箇所に置きます。ずれないように、マスキングテープやアイロン可のまち針で止めておきましょう。
あて布をしてアイロンをかける
あて布をして中温のアイロンを15秒程度押し付けます。このときアイロンは前後に動かさず、ぎゅっと押し付ける感じで。

アイロンテープをつける
裏面からもアイロンを押し当て、しっかり接着させます。
ネームテープのつけ方
名前テープが付けられました。熱が冷めるまで待ってから布を動かしましょう。

アイロンだけでも名前テープが剥がれない方法

アイロン接着のネームテープは洗濯ができますが、剥がれてしまう可能性があります。

縫うのが一番確実ですが、面倒くさい!というときは、次の方法を試してみてくださいね。

角をカットする

ネームテープの四隅を丸くカットする

ネームテープを取れにくくする方法の1つ目は、四隅を丸くカットすること。

角がなくなることで、ほかの洗濯物と引っ掛かりにくくなります。

品質表示タグにつける

品質表示タグにネームテープをつける
2つ目の方法は、お洋服やタオルなどのタグに名前テープをつけること。

特にタオルなど凸凹した素材だとテープが密着しにくいので、つるんとした表面の品質表示タグにつけることでかなり剥がれにくくなりますよ。

ネームタグ(布タグ)の縫い付け方

つづいて、ネームテープやネームタグ(布タグ)の手縫いでの縫い付け方をご紹介します。

アイロンテープも、よく洗濯するものや何年も使うものは縫い付けておくと安心です。

ネームテープの縫い付け方(なみ縫い)
【なみ縫い】難易度★☆☆

もっとも基本的なのが、なみ縫いで一周縫い付ける方法です。縫い目を等間隔で、かつ一直線上にすることできれいに縫うことができますよ。

⇒⇒なみ縫いの詳しいやり方はこちら

ネームテープの縫い付け方(四隅だけ)
【四隅だけ縫う】難易度★☆☆

なみ縫いすら面倒くさい!という方はこちら。四隅だけ2~3針ちょこっと縫いましょう。一番簡単な縫い方です。

ネームテープの縫い付け方(本返し縫い)
【本返し縫い】難易度★★☆

ミシンのような縫い目が特徴の本返し縫い。しっかりと縫い付けたいときにおすすめです。なみ縫い同様に、目の大きさを揃えるのがきれいに縫うコツです。

⇒⇒本返し縫いの詳しいやり方はこちら

ネームテープの縫い付け方(まつり縫い)
【まつり縫い】 難易度★★☆

縫い目を目立たせたくないときは、まつり縫い(たてまつり)で縫い付けます。今回はわかりやすいように青色の糸を使いましたが、ネームテープと同色の糸にすれば全然目立たないですよ。

⇒⇒まつり縫いの詳しいやり方はこちら

ネームテープの縫い付け方(千鳥がけ)
【千鳥がけ】 難易度★★★

まつり縫いの一種「千鳥がけ」で縫い付けるのもおすすめです。たてまつりよりも少し頑丈につけることができます。ギザギザのデザインがかわいいので、あえてカラフルな糸を使ってみましょう。

⇒⇒まつり縫い(千鳥掛け)の詳しいやり方はこちら

ネームテープの縫い付け方(ブランケットステッチ)
【ブランケットステッチ】 難易度★★★

ブランケットステッチで一周縫うと、お名前ワッペンのようなデザインになります。少し時間はかかりますが、おしゃれでかわいい感じにネームテープを縫いたいときに。

⇒⇒ブランケットステッチの詳しいやり方(ワッペンのつけ方)はこちら

アイロン接着の名前テープは糊が付いているせいでテープが固く、縫いにくくなっています。

細い針だと力を加えにくいので、太めの針を使いましょう。

固くて縫いにくいときは、ひと針ずつ縫い進めるのがオススメです。

名前テープ(ネームテープ)の洗濯の注意点

アイロン接着のネームテープはこのような洗濯表示になっています。

ネームテープの洗濯について
  • 手洗い
  • 塩素系漂白剤の使用不可
  • 乾燥機の使用不可
  • クリーニング不可(ドライ・ウェット)

でも実際は手洗いと書いてあっても、洗濯機で洗っちゃうことも多いですよね…。

ネームテープを付けたアイテムを洗濯機で洗うときは、テープを付けた面が内側になるようひっくり返して、ネットに入れることをオススメします。

もちろん、体操服やタオルハンカチなど、何度も洗濯するものはアイロン接着だけじゃなく縫い付けるのが確実です。

アイロンで付けたネームテープの剥がし方

間違ったところに名前テープを付けてしまった!など、一度つけたアイロンテープを剥がしたいときの方法をご紹介します。

アイロンテープをつける

まずはアイロンでテープを温め、固まった糊を緩めます。ドライヤーでもOKです。

ネームテープの剥がし方
熱が冷める前にテープの端から少しずつ剥がします。意外とスルスル剥がれますよ!

アイロンの熱が冷めてしまうと固まってしまうので、すこしずつ温めながら行うのがおすすめです。

なお剥がしたネームテープは、まだ糊が残っていれば再利用が可能です。ただし接着力が弱まっているので、縫い付けることをオススメします。

布についたテープの糊をとる方法

テープが無事はがせても、布側に糊がついてベタベタになっていると思います。

ベタベタの上にいらない布を重ねて、上からアイロンをかけてみましょう。糊がいらない布にくっついて、少しずつ取れますよ。

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