入園入学グッズやお洋服などに欠かせない、子供のお名前シール(名前テープ・ネームテープ)。
アイロン接着できるタイプが多いですが、洗濯を繰り返すと剥がれやすくなっていきますよね。
ここではアイロンだけでも取れにくくする方法や、縫い付け方、剥がし方まで詳しく解説していきます。
名前シール(ネームテープ)の付け方(アイロン接着)
アイロンだけでも名前テープが剥がれない方法
アイロン接着のネームテープは洗濯ができますが、剥がれてしまう可能性があります。
縫うのが一番確実ですが、面倒くさい!というときは、次の方法を試してみてくださいね。
角をカットする
ネームテープを取れにくくする方法の1つ目は、四隅を丸くカットすること。
角がなくなることで、ほかの洗濯物と引っ掛かりにくくなります。
品質表示タグにつける
特にタオルなど凸凹した素材だとテープが密着しにくいので、つるんとした表面の品質表示タグにつけることでかなり剥がれにくくなりますよ。
ネームタグ(布タグ)の縫い付け方
つづいて、ネームテープやネームタグ(布タグ)の手縫いでの縫い付け方をご紹介します。
アイロンテープも、よく洗濯するものや何年も使うものは縫い付けておくと安心です。
もっとも基本的なのが、なみ縫いで一周縫い付ける方法です。縫い目を等間隔で、かつ一直線上にすることできれいに縫うことができますよ。
なみ縫いすら面倒くさい!という方はこちら。四隅だけ2~3針ちょこっと縫いましょう。一番簡単な縫い方です。
ミシンのような縫い目が特徴の本返し縫い。しっかりと縫い付けたいときにおすすめです。なみ縫い同様に、目の大きさを揃えるのがきれいに縫うコツです。
縫い目を目立たせたくないときは、まつり縫い(たてまつり)で縫い付けます。今回はわかりやすいように青色の糸を使いましたが、ネームテープと同色の糸にすれば全然目立たないですよ。
まつり縫いの一種「千鳥がけ」で縫い付けるのもおすすめです。たてまつりよりも少し頑丈につけることができます。ギザギザのデザインがかわいいので、あえてカラフルな糸を使ってみましょう。
ブランケットステッチで一周縫うと、お名前ワッペンのようなデザインになります。少し時間はかかりますが、おしゃれでかわいい感じにネームテープを縫いたいときに。
⇒⇒ブランケットステッチの詳しいやり方(ワッペンのつけ方)はこちら
アイロン接着の名前テープは糊が付いているせいでテープが固く、縫いにくくなっています。
細い針だと力を加えにくいので、太めの針を使いましょう。
固くて縫いにくいときは、ひと針ずつ縫い進めるのがオススメです。
名前テープ(ネームテープ)の洗濯の注意点
アイロン接着のネームテープはこのような洗濯表示になっています。
- 手洗い
- 塩素系漂白剤の使用不可
- 乾燥機の使用不可
- クリーニング不可(ドライ・ウェット)
でも実際は手洗いと書いてあっても、洗濯機で洗っちゃうことも多いですよね…。
ネームテープを付けたアイテムを洗濯機で洗うときは、テープを付けた面が内側になるようひっくり返して、ネットに入れることをオススメします。
もちろん、体操服やタオルハンカチなど、何度も洗濯するものはアイロン接着だけじゃなく縫い付けるのが確実です。
アイロンで付けたネームテープの剥がし方
間違ったところに名前テープを付けてしまった!など、一度つけたアイロンテープを剥がしたいときの方法をご紹介します。
まずはアイロンでテープを温め、固まった糊を緩めます。ドライヤーでもOKです。
アイロンの熱が冷めてしまうと固まってしまうので、すこしずつ温めながら行うのがおすすめです。
なお剥がしたネームテープは、まだ糊が残っていれば再利用が可能です。ただし接着力が弱まっているので、縫い付けることをオススメします。
布についたテープの糊をとる方法
テープが無事はがせても、布側に糊がついてベタベタになっていると思います。
ベタベタの上にいらない布を重ねて、上からアイロンをかけてみましょう。糊がいらない布にくっついて、少しずつ取れますよ。
保育園や幼稚園のカバンや帽子、洋服のリメイクなど、ワンポイントつけたいときに便利なのがワッペンですね。ワッペンは、アイロン接着できるタイプや縫い付けるタイプ、アイロン不要なノンアイロンタイプなど、様々な種類があります。ワッ[…]