【手縫い】取れにくい!ワッペンの付け方・縫い付け方

保育園や幼稚園のカバンや帽子、洋服のリメイクなど、ワンポイントつけたいときに便利なのがワッペンですね。

ワッペンは、アイロン接着できるタイプや縫い付けるタイプ、アイロン不要なノンアイロンタイプなど、様々な種類があります。

ワッペンをつける素材がそもそもアイロンが使えるのか?洗濯しても取れないか?など、事前に確認してから最適な方法でつける必要があります。

ここでは、アイロンワッペンのつけ方、手縫いでの縫い付け方などを詳しく解説していきます。

取れない!剥がれない!ワッペンの付け方(アイロン接着)

ここでは、綿100%のガーゼハンカチにアイロンワッペンをつけてみます。

ワッペンをつけたいところに置く
ワッペンをつけたいところに置きます。シールタイプならそのまま、乾いた糊がついているタイプならアイロンOKのまち針やマスキングテープで固定します。
あて布をして、アイロンを押し当てる
必ずあて布をして、中温のアイロンを20~30秒押し当てます(スチームアイロンでも可)。このときアイロンは前後に動かさず、ぎゅっと押し付ける感じで。
裏側からもアイロンをかける
裏側からもアイロンをかけて、しっかり接着させます。すぐにワッペンをいじったりせず、アイロンの熱が冷めるまで放置しておきます。
アイロンワッペンがつけられました
アイロンワッペンがつけられました!
表からだけじゃなく、裏面からもアイロンをギュッと押し当てるのがポイントです。しっかりと接着できて、剥がれにくくなりますよ。
ただし何度も洗濯するようなものは、アイロンだけじゃなく縫い付けることをオススメします。

ワッペンの縫い付け方(糊なし・布製)

ワッペンを手縫いでつける場合、いくつかの縫い方があります。

目立たない!まつり縫いでつける方法

ワッペンの裏から針をだす
玉結びをしたら、ワッペンの裏から針を出します。
ワッペンの縫い付け方
ワッペンに垂直になるように布に針を刺して、ワッペンの際に出します。(縦まつり)
ワッペンの際に玉止めをする
最後は布をすくったところで止めて、ワッペンの際に玉止めをします。さらに針をワッペンの下にくぐらせて少し離れたところに出し、玉止めをワッペンの下に隠します。
ワッペンが縫い付けられました
縫い目が目立たず、きれいにワッペンをつけることができました。
ワッペンが縫い付けられました
サイドから見ると、しっかり縫い付けられているのがわかります。

アイロンワッペンなど、糊付きのワッペンを補強のために縫い付ける場合は、きれいに一周縫わなくても大丈夫です。角を点々と縫い付けるようにしましょう。

縫い目が目立たないようにワッペンを縫い付けるためには、同じ色の糸を使うのが大前提!布の色ではなく、ワッペンの色に合わせましょう。

なお縦まつりのやりかたは、こちらの記事で詳しく解説しています。

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簡単!バックステッチでつける方法

ワッペンの裏から針を出す
玉結びをしたら、ワッペンの裏から針を出します。
1針戻って針を刺します
玉結びをした個所から、1針戻って針を刺します。
2針分先に針を出します
2針先に針を出します。(玉結びをした個所からは、1針先)
1針戻って針を刺します
同じように1針戻って針を刺します。手前の縫い目と同じ針穴に入れるようにします。

ワッペンをバックステッチで縫い付ける
1針戻る→2針先に出す、を繰り返します。
ワッペンをバックステッチで縫い付ける
最後はワッペンの際に針を出して玉止めをします。さらに針をワッペンの下にくぐらせて少し離れたところに出し、玉止めをワッペンの下に隠します。

バックステッチは、手縫いの「本返し縫い」と同じやり方です。

本返し縫いの方法はこちらのコラムで詳しく解説しています。

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おしゃれ!ブランケットステッチでつける方法

玉結びをワッペンの下に隠します
玉結びをワッペンの下に隠すように、布を1針すくいます。
ワッペンをブランケットステッチで縫い付ける
ワッペンに針を刺し、ワッペンの際の布に出します。
針に糸をひっかけます。
針に糸をひっかけて引き抜きます。
ワッペンをブランケットステッチで縫い付ける
繰り返します。
ワッペンをブランケットステッチで縫い付ける
一周したら最初の1針目に針をくぐらせて、ステッチを繋げます。このとき布は縫いません。
ワッペンの縫い付け方(ブランケットステッチ、バックステッチ)
左)ブランケットステッチ 右)バックステッチ
ワッペンを縫い付けたところの裏面
ワッペンを縫い付けたところの裏面はこんな感じです。玉結び・玉止めはワッペンの裏に隠れているので、ゴロゴロしません。

糊なしのワッペンだけど縫い付けるのが面倒くさい!という方は、接着剤として手芸用ボンドを使用するのがオススメです。200円程度で購入できますよ。

ワッペンを縫い付けたいけど固い!どうしたらいい?

ワッペンを縫い付けたいけど固い

固いワッペンを縫うのは大変ですが、残念ながら裏ワザがあるわけではありません。根気強く、ひと針ずつ頑張って縫い付けるしかありません。

強いて言えば、ワッペンが固くて縫うのが大変な時は太い針を使いましょう。だいぶ縫いやすくなりますよ。

さらに指ぬきを使用すれば、固いワッペンに針をスムーズに刺すことができます。

ワッペンの糊で針がベタベタになったとき

アイロン接着できる糊つきのワッペンを布に縫い付けると、針がベタベタになってしまいます…。

実際、編集部が使用した針もベッタベタだったので、ひとまずアルコール消毒液をコットンに染み込ませて拭いてみたところ、あまり効果なし…。

次に食器洗い洗剤でゴシゴシしてみると、ある程度きれいに!さらに消しゴムでこすると、きれいに糊のべたつきが取れました!

ワッペンの縫い付けで針がベタベタになってしまったときは参考にしてくださいね。

ワッペンがついたアイテムの洗濯について

ワッペンをつけたアイテムは、洗濯の仕方に注意が必要です。

  • ワッペンのついた面を裏側にして、ネットに入れる
  • 塩素系漂白剤は使用しない
  • ドライクリーニングはしない

Tシャツやハンカチなど、頻繁に洗濯するものはアイロンワッペンでも縫い付けるのが基本です。

アイテム別!ワッペンをつけるときの注意点

品質表示タグ

既製品にワッペンをつけるときは、まずは品質表示タグをよく確認してください。アイロンNGになっているものは、縫い付けるのが基本です。

ナイロン・ポリエステル素材につけるとき

ナイロンやポリエステル素材は、高温でアイロンをかけると繊維が溶けて表面がテカテカになってしまう心配があります。

アイロンワッペンも付けられますが、低温であて布をしてくださいね。

なるべくワッペンの上だけをアイロンでギュッと押し付けるようにして、ワッペンの周りは熱が加わらないようにするといいでしょう。

ニット帽やセーターにつけるとき

ニット素材のものは表面がデコボコしているのでアイロンワッペンが密着せず、はがれやすいです。手縫いで縫い付けましょう。

ニットは伸縮性があるので、着用するときによく伸びるようなら、すこし伸ばした状態でワッペンをつけるようにします。

あまり伸びないアイテムなら、特に気にせず通常の布地と同じようにつけて大丈夫です。

プールの水泳帽につけるとき

水泳帽はアイロンは使えないので、手縫いでワッペンを縫い付けましょう。

水泳帽は頭にフィットするように伸縮性があるので、縮んだ状態で縫い付けると着用したときに突っ張ってしまいます。

帽子を少し伸ばしながら縫い付けるのがコツです。

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